往事の蘭花展

WeChat(微信)を通じて杭州の蘭友からこんな古い資料をもらいました。
往事の蘭展の様子を伝える小さな小さな新聞記事です。
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ちょっと読み解いてみましょう。
「呉興」とは、今は太湖の真南に面する浙江省湖州市に「吴兴区」という地区がありますが、旧時は湖州全体のことを「呉興」と呼んだそうです。
「花每日一易」が初め、よく分からなかったのですが聞いてみたら「易」は「交換する、取り替える」の意味で「陳列された花は毎日1回置き替えられた」でよいそうです。
全体を概訳すると

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一歩前進

いろんなバリエーションが有るみたいです。
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鎮江南駅のトイレにて

これって
嫦娥とかぐや姫に次いで
人類で3番目に月に行った
アームストロング船長が
静の海で立ちションしながら
言ったセリフとちがいましたっけ・・?

さて、現下の中国からのネット接続状況、

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中国文化

  上海空港の長距離バス乗り場にて
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日本では575とか7775の調べに乗せるのが美しくて耳に心地よいものだけど
中国では韻を踏ませるんですね。

  tiējìn fāngbiàn
  kàojìn wénmíng
.

贴近靠近も接近する、近寄るの意味、
方便は便利、簡単という意味のほか、用を足すという意味もあります。方便面はインスタントラーメンのことだけど、大便、小便は日本語と同じ。大便不通というとお通じがないということです。もっとエレガントな言い方はないのかしらん?
文明も日本語と同じ意味のほか、エチケット、マナーの意味もあり。
蘭迷中国語講座でした。
.
ところで

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壇蜜と中国語を学ぼう。。

4月から始まる「NHKテレビで中国語」講座の生徒役は壇蜜さんだそうです。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150213-00000008-mantan-ent

NHKもなかなか思い切ったことやりますね。
中国でも話題になってるそうです。
講師とアシスタントは誰なんだろう?
ちなみに今のメンバーはこちら

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三本门··??

衢州晚报の莫磊老师を取材したこの記事中の三本门 って
ひょっとしてわたしのこと・・・?   
   种兰高手莫磊:编辑兰花书籍12本粉丝最远的来自日本韩国

もし、私の後に東京から尋ねて行った人がいたなら別ですが、shānběnměngがsānběnménになったとも考えられます。
時と所なども若干ちがってるけど、30単語駆使しての会話ではちゃんと伝わらなかったか、あるいは個人情報保護のため敢えて変えてあるのか?、
2008年の春、尋ねて行って「ブログと東京宋梅を楽しむ会の会報に勝手に先生の著書翻訳して載せちゃいました。ごめんなさい。」とは言ってます。
今回本送って「また某雑誌に載せちゃいました。もうちょっと載せていいですか?」とあつかましくお願いしてるところなのですが・・・

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狐狸吧!?

動物シリーズ第3弾です。
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今朝、出勤しようとしたら
家の出口、いつも野良猫が
日向ぼっこしてる坂の途中に
いつもの猫とは顔つきのちがうヤツが・・・
これ、キツネですよね!

タヌキはたまに見かけることあるけど
生のキツネは生まれて初めてです。

きょうは急いでたんで車の中から写真撮っただけで別れたけど、こんど合ったら捕まえてウドンかソバの具にするか、それともフッサフサの冬毛に生え替わってたら生きマフラーにでもしようか・・?

ところで

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蘭趣味の王道

沐斋さんという画家が若者達に伝統蘭文化、蘭蕙の鑑賞について語っています。

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朶朶香桃腮素

春蘭の舌瓣にはふつう赤い点がありますが、この赤い模様がなく雑色を混じえない真っ白な舌瓣に咲く蘭花を素心といいます。
下は完全な素心でなくよく見ると舌瓣の奥の腮が赤く染まる桃腮素心。
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sāi : ほお(の下部)、えら
   腮红耳赤 sāihóng ěrchì/(恥ずかしくて,または興奮して)耳まで赤くなる
   两腮咬紧 liǎngsāi yǎojǐn/両あごをぎゅっとかみしめる.
   两手托腮 liǎngshǒu tuōsāi/(両手で)ほおづえをつく.

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CCTVの“中国兰名贵品种”解説

中国蘭についてのCCTVの解説番組を見つけたので紹介します。 
春蘭、蕙蘭(九華)、蓮瓣蘭、墨蘭、寒蘭について代表品種でその特徴や、産地、鑑賞の仕方などを詳しく解説しています。花瓣の「梅・仙・荷瓣・素心」、九華の「緑茎/赤茎」の分類や「出架」、「収根/放角」、「緊辺結圓」といった用語の説明もなかなか分かりやすい。


なぜか、このBLOGを開くと同時に動画が動き出してしまいます。htmlタグのどこかをいじったら停止状態からスタートできそうに思うのですがわかりません。うるさく感じる人は画面左下の「暫停」ボタンをクリックして止めて下さい。

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老十圓

お嫁に出す前に写真を撮っていたらまた雪が降り出してあっという間に蘭もカメラもびしょ濡れになってしまった。
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 集圆  又名十圆。清咸丰初年出余姚。也能开梅瓣。叶姿弓垂,叶幅比宋梅长阔,高腰挺秀,叶色浓绿有光泽。叶质厚糯,叶背两侧脉较显,大都夹有狭细心叶。花葶色泽红。苞片根红,端带绿彩,形阔大。外三瓣圆大起峰,分窠观音捧,捧头有隐红点。刘海舌。“春兰老八种”和“春兰四大天王”之一。

              叶军然編著 《江浙春蕙蘭 欣赏与鉴别》 より

葉()姿、葉色、葉の質感、葉の裏側の特徴、花軸の色、苞衣の根元と先端の色の違いと形状、外三瓣と捧心、舌の特徴を簡潔に表現しています。上の写真を見たらよく分かるかと思います。

中国の蘭人は昔も今も実によく細かいところを観察しているものです。

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