無錫九花展 その四
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2009年2度目の江南の旅 激遅報告その4
4/9(木)
無錫へは関空を朝9時過ぎの飛行機に乗ると上海空港から高速バスで約3時間、その日のうちに着きます。
ホテルに荷物を放り込むとタクシーで九花展の会場へと向かいました。
運チャンは「到吟苑公園」と言っても通じません。「今蕙蘭展をやってるはずなんだけど・・」と言うと「ああ、知ってる知ってる。○△*□ね!?」と吟苑公園とはちがう地名を言ってました。地元ではちがう言い方するのかな?
京抗運河を渡る橋の上まで来ると窓を開けて「ほらあそこだ、ここまで香ってくるだろう!」とうれしそうに自慢するかのように教えてくれました。
会場の吟苑公園入り口 公園の外の露店


公園は入場料5元。けっこう広い中国式の庭園です。
この日は閉門間近かだったのでざっと見て、歩いて帰りました。
ホテルのすぐそばの新華書店を覗いた後、夜の街を散歩し路地裏の食堂で夕食。
新華書店 ホテル近くの夜景


新華書店は日本でいえば丸善とか紀伊国屋みたいな2~5階建ての大きな本屋です。中国のそこそこの街だったらたいてい一軒はあります。
ここは平積みのベストセラーの本の積み方がなかなか洒落ています。
3Fの園芸・ペットコーナーでまた蘭関係の書籍をしこたま買い込み(でも一月前にも蘇州で買ったので今回は少なめで4kgくらい^^)勘定を済ますと本の見返しに支払い済みのハンコを押してくれますが、カウンターにデンと積んだまま。「あれ、袋とかないの?」と聞くとレジ袋は有料でした。
翌朝は早めにチェックアウトしたあと荷物だけフロントに預け、ぶらぶら歩いて蘭展会場に向かいました。
朝の屋台 1枚2.5元(40円ちょい)


途中、右上のお姐ちゃんの屋台でお好み焼きをもっと薄く延ばしたようなのを買ってこれがこの日の朝飯。けっこう旨かった。
(続く)
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ちょうど二ヶ月前、無錫の九華展でみた蘭鉢です。
此身願作灌花□
ci3 shēn yuàn zuò guàn huā …
最後の一文字が判らないのですが
此 : この
身 : 自身、自分,或いは生涯、人生、一辈子
作 : 做に同じ、~する
私の願いは花に水をやることだよ
お金も宝もなんにもいらない、花の世話をしながら生きていけたらそれで十分幸せ・・
民国丙寅の年というから1926年(日本では大正15年)製
蘭人の無邪気で他愛のない想いをあらわした書ですが、その後の戦争、文革などの混乱で一時壊滅状態になり、78年以後の経済発展とともに次第に盛り返した中国の蘭の歴史を思うと感慨深いものがあります。
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2009江蘇省春蘭展見聞記 (2/27-28)
美術館のもう一つの部屋は蘭に関する書画や古書が展示してありました。
正直身震いしました。ここを見ただけでも来たかいがあったというものでした。


小原榮次郎の『蘭華譜』や呉恩元の『蘭蕙小史』の元版
“大富貴”の生原稿は『小史』に収録されてるのとちょっと違う。文章はほぼ同じだけど、、不採用の原稿か!?左下の右端は唐駝先生のPOST.CARD


『蘭蕙同心録』とその著者許羹梅のハンコや直筆の扇面。 『蘭言述略』は私も最近台湾での復刻版を入手したけど
『周斗山蘭譜』ははじめて聞きます。どんな内容なんだろう?


『費夢仙蘭蕙譜』の彩色の精緻な原画9点も見ることができました。
この蘭譜は牟氏の新著『蘭蕙縦横』のP1039-1041に解説が載っています。
デジカメのなかった昔の蘭人は花が咲いたらこんなふうに筆でていねいにその姿を写し取ったんですね。


投機目的のランバブルがはじけてこれから中国の中国蘭はいよいよおもしろくなっていく、楽しむ蘭になっていくな との思いをした蘭展でした。いい展示を見せてもらいました。来てよかった!と思いました。
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2009江蘇省春蘭展見聞記 (2/27-28)
花のアップもいくつか撮ったのですがいかんせん、あいにくの雨で暗すぎます。
デジカメの感度をめいっぱいのASA1600に上げたものの、私の眼の感度までは上げられずピントをうまく合わせることができません。こんな写真で申し訳ないのですがちょっとだけ..
雪蓮素 緑 雲


・ 同楽梅 西神梅


・ 蝴蝶龍 知足素梅


・ 龍 梅 明 蝶


上のような新花もいろいろありましたが宋梅や汪字、集円などおなじみの老品種がほとんどで江南の蘭人はやっぱり先人たちが選び抜いた翡翠色の花を大事にしているなということがよくわかりました。
地元蘇州選育の余蝴蝶は立派な株をずいぶんたくさん見ました。
しかし個々の花の花形がどうだ、棒心が、舌がどうだというよりも会場と蘭がすごくマッチしていてその雰囲気を楽しめるいい展示会でした。
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2009江蘇省春蘭展見聞記 (2/27-28)
ぐるぐるすとりーとびゆうには時空をテレポートできる機能があるようです。
江蘇省春蘭展をやっている蘇州滄浪亭を見ながら念じていたら、アレマ!?
2月27日 雨
ハデなアーチをくぐり堀にかかる小橋を渡って15元の入園料を払って入ると太湖石の偽山と樹木の中を散策路と回廊で結ばれた楼閣がいくつかあります。


ちょうど梅と椿が咲いていました。


滄浪亭は以前仕事で蘇州に来たとき2度ほど入ったことがあるのですが、庭園が主で大きな建物はない、、江蘇省全体の展示会をどうやってやるんだろう?四川温江の全国展とも日程がかぶっているし大して大きな規模でもないのかな?わざわざ行くほどのもんだろうか?と半分不安に思いながら行ってみたのでした。
はたして蘭花展は七つの楼閣と隣接する美術館で行われていました。
各楼閣を蘇州、無錫、南京、宜興・・・・・・と地域ごとに分担しての展示で、やっぱり期待通りのなかなかの展示会でした。


さすがに本場の蘭花展、見る人老若男女みんな熱心です。熱さが違います。
二日目の夕方というのにすごい人、人


展示総数は約1000鉢とのことで一花老品種が主、奥地蘭は金壇のコーナーに大雪素などが数鉢だけでした。
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蘇州→金壇へ(4/11)
次の九華展のある金壇は無錫と南京の中間にある町です。
蘇州で一休みした後、またバスで向かいました。片側4車線の立派な高速道です。


地図を広げて見ていると隣に座ったきれいなおねいさんが「旅行ですか?」「是的。从日本来的・・・」「金坛に旅行で来る人なんてめったにいないよ。田舎だよ」「现在我们在哪儿走?」「ん~と、この辺だよ」などと話しているうちに2時間ほどで金壇バスターミナルに到着。
すぐに高先生が迎えに来てくださり、まず明日からの蘭展の会場である金壇蘭園に連れて行ってくれました。次々と参加する蘭花が搬入されています。

高先生は通っている中国語教室の老師の友人で蘭関係の人ではありません。
既に店を広げている露店で蘭の値段を聞いてびっくり、
「不能相信 bùnéng xiāngxìn!信じられん」「奇怪qíguài!?」とあきれていました。
玫瑰 多少钱 一枝?méigui duōshao3qián yìzhī?
バラは1本いくらですか?
红的十二块五一枝,黄的十二块一枝。
hóngde shí’èr kuài wu3 yìzhī,huángde shí’èr kuài yìzhī。
赤いのは1本12.5元、黄色いのは1本12元です。
NHKラジオ中国語講座テキストより
これくらいがマトモな人間の感覚でしょうね。1苗800元だとか2000元なんてのはキチガイの世界のようです。

そのあと連れて行ってくれたホテルはキチガイたちが集まっているホテルでした。
一泊朝食付き165元也。
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再びの湖州(4/8)
衢州~湖州の道もほとんど一般道です。
ほんとは衢州のすぐ東の蘭渓にもよってみたかったのですが半日ではあまりにせわしない、またの機会にしようと、そのちょっと手前から北上、今回も6時間ほどのバスの旅です。
富陽から北は特に狭い山道で、前から来るダンプとすれ違うときはひっくりかえりそうになりながら、でも窓の外に広がる菜の花畑と山の新緑は飽きさせません。
疲れるひまもない。

湖州郊外のバスターミナルに着いて趙先生にTELし、タクシーで予約していたホテルに着くともう趙先生はフロントで待っててくれました。チェックイン後、先生の友人の車で、まず昨年も見せていただいた建設中の湖州蘭花村へ...
ここが下山苗の栽培訓化基地、ここは選別新花、銘品の栽培場、湖を一望できるここはレストラン、2階の大広間は展示会のスペースとだいぶ形が出来てきた蘭花村を案内してもらいました。

続いて、これまた去年も見せていただいた地霊蘭苑へ、
訓化栽培場でこの日2つ蝶咲きが見つかったとのこと。右の小朋友はここの2代目?



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サインもらっちゃった^^
莫磊先生は『蘭蕙趣聞』や『蘭蕙同心録・诠释』の著者。

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臨海→衢州(4/7)
4月7日朝8;50臨海を後に、バスで遙か西方、衢州へと向かいました。
衢州への道はほとんど山あいの一般道、けっこう自然林が残っていて、新緑の山には藤の花やコデマリらしき白い花、ピンクや紫のツツジが咲き誇っています。ときどき道路と平行して流れる谷川の水はきれいで、道の脇の岩肌に水しぶきをほとばせ落ちる小さな滝を見ると、昔宮崎県北の祝子川を遡って大崩山に行ったときの道中を思い出します。山道が開け、人家や畑が広がるとやっぱり中国で、山裾には点在する亀の甲型のお墓には多分清明節のお参りのあとであろう飾りものが残ってたりします。
永康というところを過ぎると高速道にのり、さらに金華、蘭渓、龍遊と過ぎて5時間半で目的地衢州に到着です。
衢州に来たのは実は莫磊という方に会うためでした。
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続^3・臨海蕙蘭展(4/6)
臨海では葛新星先生に大変お世話になりました。
行く前に臨海行くんだったら「この人に連絡せい」と湖州の趙先生から紹介されていた方だけど、ネット(玄夢谷)ですでに知っていてぜひ会ってみたいと思っていた方でした。
2時過ぎまで9華展を見た後、宜興の陳先生らとともに玄夢谷蘭苑を見せていただきました。大一品など数鉢の9華が飾られた応接室の向こうが蘭室で、どの株も大きな鉢にゆったりと植えられてました。

その後、ホテルの前の新華書店で本をしこたま(15kgくらい)買って、
ひとりでうろうろしていたら電話がかかってきて「今どこおんねん?」、臨海の蘭友たちとの夕食へのお誘い。

・ 本場の中華料理はうまい! です。
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ちょっと疲れたけど、お江戸蘭巡り、たくさんの蘭を見せていただき、いろんな人に出会え、楽しい充実した2日間でした。
1日目、ドーム→日中友好会館→阿佐ヶ谷→S園芸のコース消化。
7:30AM まだ誰もいない 10:00ようやく入場


・ 日中友好会館 貴重な白黒写真や資料


・ ↑全頁写させていただきました
2日目、九品仏の師匠を訪ねた後、神保町の古本屋巡りと思ってたのですが、日曜は11時オープンまたは休みの店がほとんどなため素通りして、もいちど日中友好会館へ。昨日会えなかった方にも出会え、最終日ということで仲間内の親睦昼食会にも混ぜていただき、まるで中国に行ったときみたいでした。
帰り、蘭花村にも寄って、おもしろい温州土産やまだまだ咲いてる杭州も見せていただき、午後10時半無事帰宅しました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
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介绍湖州的 这么晚了。 不好意思。 不是忘了。
時計の針をさらに2日ほど戻して 2007年4月12日 午前10時過ぎ
宜興からバスで2時間ちょい、湖州郊外のバスターミナルに到着。
湖州は浙江省の北端、太湖の真南に位置し、大富貴、湖州第一梅、冠姚梅など昔からの名蘭の産地。文房四宝の名産地でもあるらしい。
タクシーに乗って、まずは今夜の宿を決めねば..
「师傅,我 湖州来るのはじめて、宿まだない。どっかいいとこない?希望300元左右」
運ちゃんは女性だったから「师傅」でないかもしれないけど、「わかった,わかった」
“浙北大酒店”というホテルに行ってくれました。
フロントには蘭が 部屋の窓から ホテル前の通り

・
宿が決まったところで、宜興で紹介してもらった赵先生にTEL。
対面なら筆談やらマンガ描きながらでもなんとかコミュニケーションできるけど、日本語通じない中国人へTELするのは生まれて初めて、心臓どきどきさせながら「喂,您好,いま着きました」ホテルの名前告げると「わかった。午後迎えに行く」「待ってま~す」
プロなのかアマチュアなのか?当地のエライさんなのか?どんな人物なのかわからないまま、しかし、なるようにしかならない。ちょうどホテルの前に新華書店があったので蘭関係の本をしこたま買い込んでそれを見ながら待つことにしました。
はたして、迎えに来てくださった赵先生はずいぶん気さくな方でした。
「これから湖州の蘭苑をいくつか案内してあげよう」「蘭苑 て、あの、私今回は9華の展示会見に来て、ついでに私の持ってる中国蘭の故郷見てまわりたくて来たんですけど、あの、高い蘭買ったりできませんけど..お金ないし、通関の手続きとかも...」「没関係,めいくわんし,別にそんなつもりはないよ」
途中、お仲間達と合流しながら車で移動、当地の蘭苑を見せていただきました。
・



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さて、時空は飛んで2007年春 4月14日
9華の故郷を訪ねての旅のはじめと終わりは上海、浦東郊外の知り合いの仙人掌・多肉植物屋さんにやっかいになりました。
13日夜に湖州から上海に戻ってきたから14日は丸1日あいていて、某花鳥市場に名刺取り返しに行くつもりだったし、紹介してもらった蘭関係者を訪ねるという手もあったのですが、7日の蘇州での老朋友との再会以来日本語しゃべってなくていいかげん疲れも出てきたのでうろちょろ出かることもせず、ここで1日、ワンコ達と遊んだり昼寝したり、ゆっくりのんびり過ごさせてもらいました。



・
ワンちゃんたちは生粋の上海っ狗らしく、日本語はもちろん普通話も通じません。
でも3匹とも人なつっこく可愛くてすっかりお友達になりました。最後の夜、寝ていたらなんか気配が...よく見たら鍵をかけてなかった戸を勝手に開けて、一匹バスタオルも自分で引っ張り出してベッドの横でちゃっかり寝てました。オイオイ、あんたのお部屋は外にちゃんとあろうが..
あのワンコたちは熱い上海の夏にもバテることなく、きっと今も元気に農園の中を飛び回ってることだろな。。
サボテン、こんなきれいでこんなに種類あるとは知りませんでした。
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3日間滞在した宜興を後に4月12日朝、バスで湖州へと向かいました。
鉄道の旅もおもしろいのですが、中国は長距離バスが発達していて、移動には便利です。たいていの都市には大きなバスターミナルがあって、各都市間が網の目状に結ばれており、本数もけっこう多いし安い。
今回は太湖の周りをぐるりとバスで一周したことになります。
4月中旬の江南の農村では桐の花をよく見かけました。中国でも箪笥にして嫁入り道具に持たせるのかな??
桐の花咲く呉越国境あたり 砂利?運搬船


・
「南船北馬」という言葉がありますが、江南地方は運河が多く、現在も水運は盛んなようです。砂利や煉瓦を満載した船がゆっくり進む景色をよく見かけます。
蘇州・杭州間は今でも夜行客船がありますが、「小史」「同心録」の昔から呉越の蘭愛好家たちは船でお互い仲良く往ったり来たり交流していたのではないでしょうか!?
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宜興の陶器の町は市中心部から車で南に走ること30分ほど、丁蜀鎮という町です。
日本だと信楽や立杭みたいなところですが規模はもうちょっと大きいようです。
信楽だと大きなタヌキが迎えてくれますがここではさすが、土瓶です。朝、“神力陶芸”の鉢工場を2時間ほど見学させてもらった後、陶器博物館に行きました。送ってくれたぴゃおりやん夫人に「ここからはひとりで行動します。あんまり仕事のじゃましちゃわるいし..」「帰りは?」「タクシーひらうつもり」「タクシーなかったら携帯にTELしてくれたらいいからね」「謝謝!大変大変お世話になりました。再見!!」
丁蜀鎮 宜興陶器博物館 陶土の山!?



・
宜興というと紫砂の急須と朱泥、白泥の鉢しか知りませんでしたが、青磁も古くから焼かれていたようですし、現代作家の作品はずいぶんモダンな感じのもあります。



・
博物館の前の通りは鉢屋さんがいっぱい、広場に並んでるのは「ん~~」大きさ以外はびっくりするようなのはないなあ~。



・
左の1華植えるのにちょうどよさそうな百福鉢じっとながめてたら「中小2個セットで200元(3000円くらい)」っておばちゃん言ってたけど値切ったらなんぼになるかな~?「今来たとこだしひとまわりしてまた来るね~」と言って結局今回は偵察だけ、何も買いませんでした。まだ先あることだし...
ひととうり丁蜀の町を堪能して歩き疲れたし、ホテルに帰ろうと思ったのですがいっこうにタクシーは来ません。
「考えてみると信楽や立杭でも流しのタクシーひろうのそう簡単じゃないよね」「怎么办!?」考えてたら小公車(マイクロバスタイプの路線バス)が来て車掌さんが声かけてくれたんで飛び乗りました。
「とりあえずタクシーがおりそうな町に着いたら下りよ」と行き先も確認せず乗ったのですが「待てよ、もっと山奥に向かってたらどうしよう?」「でも人の住んでないようなとこに行くわけではないし...なんとかなるでしょ?!」不安とヘンな冒険心とごちゃ混ぜながら車窓の景色を楽しむ余裕は不思議にありました。
幸か不幸かバスはホテルの近くのバスセンターに着いたので無事帰ることができて宜興の3日間は終わりました。
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宜興3日目、4月11日は、宜興市郊外の“神力陶芸”という蘭鉢、植木鉢を専門に作っている工場を見学させてもらいました。お迎えに来てくれたのは若くてすごくピャオリァンな総経理夫人、日本語のわかる商社マンもいっしょで、ちょっとあせりました。しかしなまじっか変な期待されるより「自分は残念ながら商売人ではないただの蘭迷、九華展見に来た。宜興の鉢は幾つか持ってて気にいってるので、当地を訪ねたかったのだ。」とはじめに日本語で伝えることができてよかった。
商売につながらない不意の客にもかかわらず、丁寧に工場を案内、説明して頂きました。
工場玄関 商品展示室 商品サンプル



・
中国でも数一数二の有名な蘭鉢工場だそうです。日本の大きな蘭展や盆栽展で見覚えのある鉢がいくつかありました。今年の富山の九華展金賞の南陽梅が植わってた王者香鉢はまさしくここでお姐ちゃんたちが作っている鉢です。銀賞の蘭翁さんの金おう素の六角鉢も多分そうです。
・ ↓“王者香”を刻んでいます 炉出口



・
型取りされた量産品は丁寧に手仕上げされ、プッシャー式トンネル炉で焼成されていました。職人さんがみんな若い! 古い鉢となんとなく趣がちがうのは作っている人達の年代のちがいもあるかな~?と思いました。
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だいぶ間があいてしまいましたが中国江南の旅、あと3回くらいは書かないと...
宜興で泊まったホテルの近く、湖の畔に徐秀棠という人の彫塑公園がありました。
さすが宜興、おおきな鉢(瓶?)を作ってるお父さんや子どもを寝かしつけながら急須作ってるお母さん...



・
遊ぶ子ども達や、生活の一コマ、民話・故事を題材にしたもの、どれもいきいきとして表情がなんとも微笑ましい。声まで聞こえてきそう.. そのごくごく一部です。



・



・
湖に流れ込む川に停泊中の船は動かしてる形跡はないけど人が住んでるみたいです。



・
ここで3日間泊まったホテル宜興国際飯店は本館(中央)ではなくて古い別館(右上)。
日本からネット予約していたので1泊150元(約2300円)、エレベータもないしボーイが荷物を運んでくれたりというサービスはないけど、部屋は小ぎれいで申し分ないしフロントの笑顔の可愛い服務員は出かけるとき、帰ってきたとき、いちいち「行ってらっしゃい」「お帰り」と愛想よく声かけてくれて、気持ちのよい宿でした。
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中国江南の旅から帰ってはや1ヶ月経ちます。
宜興2日目(4月10日)も朝から9華展の会場へ出かけました。外は相変わらず露店が並んでいます。早い者勝ちみたいで同じ売人でも場所は変わっています。2階の展示会会場に上がったら、あれまあ鉢数昨日よりまた減って会場は半分ほどに縮小されてだんだん地元だけの展示会になっていってるようです。
昨日は軽く写真撮らしてもらっただけだったので、入り口付近にたむろしてる人達に、勇気を出して
『あの~、皆さん宜興蘭花協会の方でっか?』
『そだよ、どっから来たの?』
『ネットで、これ見たもんで... 日本から来ました。我也蕙蘭迷!』
『え~、そりゃまた遠路はるばる...』『日本も9華愛好家多いの?多くないの?!』
『あんまり多くはないけど、でも富山では故松村謙三先生の故郷なんで毎年9華展やってますよ。今年でもう30何回目かになるよ!』
持ってきた富山の9華展の様子や我が家で咲いた花の写真見せる。。
『おっ、この南陽梅、宜興の老鉢に植わっとるやんけ!!』
『そだよ、この東麓金鶏も行花だけどこの鉢使うとなかなか好いでしょ。宜興鉢、見栄えも好いけど、作りにもすごくいいんよ。おたくらなんで使わへんの?』
そんなやり取りしていたら背の高い人が現れ、確かあの人...
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正式な名称は『第2届中国蘭友(宜興)蕙蘭精品聯合展示交流会』といいます。
4月9日、長距離バスとタクシーで宜興のホテルに着き、荷物を置いて、タクシーの運ちゃんに「ここ行きたいんだけど知ってる?」ネットで調べてプリントアウトしてた資料見せると「知ってる、知ってる!」会場はホテルから10分もかからないところでした。よく目立ちます。広い道路の反対側まで甘い香りが漂ってました。


・
老種、新花合わせて40数種80鉢以上見ることが出来ました。バカチョンカメラでのメモ代わりの写真であまりうまく撮れていませんがその一部です。
程梅 南陽梅 端梅 朵雲 祥雲





・ 崔梅 大一品 老極品 老上海梅 秀字





・ 解佩梅 素十八 新花素心 新花梅弁 新花蝶





・
会期は8日から15日まで8日間、その2日目だというのに展示品は2/3に、3日目には半分ほどに減っていました。話には聞いていたけど、遠方からの参加者は1、2日だけの出展で引きあげたり、売れて(売って)しまうことも多いようです。
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2月26日
奥地の蘭の会場へ行くのに、近道して小石川後楽園を通り抜けしたら、ここはその昔、日本に亡命してきた明の遺臣朱舜水の作であることを知りました。
朱氏ゆかりの庭園に隣接して日中友好会館があるのも面白い。
日本で選別命名された中国春蘭赤花の“朱舜水”
(本によっては朱瞬水、あるいは朱瞬酔となっているのもあるが..)はおそらく、この人の名をとったものではないかと思いました。黒崎陽人著『東洋ラン・花物』は“舜水”で<昭和28年、千葉の岩村保氏が命名>となっています。
園内の円月橋は中国江南の水郷でよく見る石橋とはちょっと趣がちがうなあと思ったら、舜水の弟子の日本人が師匠の指導のもと作ったものだそうです。
“後楽園”の名も朱氏の命名で范沖淹の「岳陽楼記」の「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」からとったものとのこと。
前の句はともかく、わたしも我が宋梅会も世間の楽しみにだいぶ遅れて楽しんでいます。
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2月26日
お江戸は桜が満開でした。
遠目でも梅じゃあないよね?と
近づいて見たらたらやっぱり桜。
カンヒサクラ系で“大寒桜(オオカンザクラ)”だそうです。暖冬のせいか不忍池の柳も青い葉が落ちずに残っています。
しばらく早朝の上野公園周辺を散策した後、以前ハッスルさんに教えてもらった日暮里の朝倉彫塑館を訪ねたのですが、残念、月曜は休館日でした。
この日のお目当ては阿佐ヶ谷の東京宋梅会と、日中友好会館の奥地蘭協会の展示会。
奥地蘭は搬入日でまだ準備中のところを両方の会員であるSN氏に頼んで特別に見せていただきました。どちらも書と蘭の合同展示で、ドームの喧噪とはちがってゆったり鑑賞できました。
東京宋梅を楽しむ会の中国蘭展



野坂さんの遺作の蘭4鉢とボタニカルアートも展示してありました。
ここにもシオマネキ宋梅1匹いました。
奥地の蘭協会展示会(準備中)


・
個々の写真は会場が暗くて手持ちではうまく撮れませんでしたが某雑誌社のカメラマンが二人がかりで写真撮影してたから行けなかった人もそのうち見れると思います。
宋梅会は最終日、奥地蘭は搬入日だったので多くの方とお会いし、お話することができました。
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遅ればせながらお江戸の報告です。
24日朝7時東京駅到着、7:30電車でドームに着くと2番目でした。
人としゃべったり、本を読んだりしながら最前列で待つこと2時間半、入場
まずは中央ひな壇、華やかな洋蘭に混じって九華楼梅(ろうばい)も頑張っていました。
続いて個別展示を見ていたら、10分もしないうちにそんちょさん、Sさんに発見されてしまいました。



・
今年は東洋蘭はなんでか日本春蘭少なくて中国蘭が多い。みんな飽きたの?



・



・
話題の剣よう蝶や蕩さん荷、馬龍峰なんかも展示でも売店でもかなり見かけました。売り物はまだ奥の棚にお高くとまっているけれど、これだけプロの業者の手に渡ると手前に根巻きでころがして売られるのも時間の問題かな!?と思いました。
蘭迷さんは宋梅と湖州第一梅を買ってしまいました。うちで咲いてるのとちょっとちがうような気がしたもので...
午後は3人ですずき園芸へ
よくもわるくも教科書通りの万字を見せてもらいました。万字はあんまりいい花を見たことがないけど、この花だったらほしいと思う立派な花をつけていました。
新しい小柴鉢をふたつGET。この作りでこの値段はうれしい。
翌25日はJ工房におじゃま、仕事のじゃまして一日蘭談義してました。
ル仙にお会いできなかったのはホントにs"annenでした。
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そもオヌシは著作権をナンと心得て居るのだ!?っていわれそうな引用ばっかりしてるのでたまには自分のも.. →→
1986年、はじめての中国。京都府と陜西省が友好姉妹都市を結んで5周年の事業ということで、西安の西、秦嶺山脈の主峰太白山に登ったときの合同登山隊の報告集。わたし、こんなの書いてたんだ。
まだ独身で体重今より15kgくらい軽かった。雪山、冬壁ガンガンやってた頃でした。
パンダや金絲猴には出会えませんでしたが、麓の村はホンワリ桐や杏の花が咲いていて、登山口の谷川両岸にはヤマブキやニリンソウ、イカリソウなどいろんな野草が咲き乱れていました。蘭科植物は見かけませんでした。
下白雲→中山寺 2700m付近の枯れ草 福寿草
・
この頃は東洋蘭にはまだ興味なかったけど、母へのお土産に墨の香りがする蘭の画を買っていて、このあたりが私が中国蘭と中国にはまってしまうキッカケだったようです。今のヨメはんもこのとき日方隊員同士ということで知り合って、88年の新婚旅行は雲南でした。
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それにしても寒くなってきました。
夕刊によると、琵琶湖の西の比良山系は初冠雪とか。
しばらくサボってしまいましたが、中国の旅は
四明山のあと上海に戻り、また新鑑真号にて大阪港に7日戻って来ました。
上海魯迅祈念館の2Fには内山書店が復元されていて、そこで買った『観光都市の伝説・揚州編』には揚州の名所旧跡や名物、横町の名などについての由来、故事がたくさん載っていて、その時はさっぱり分からなかった観光バスのガイドさんが説明していたのはこのことかと40時間余りの船旅も退屈せず、揚州は2度楽しむことが出来ました。
しかし、上海は大都会すぎて田舎者には居心地よくないです。
それにしても、どこも観光地の庭園、寺院の入場料がやたら高くなっていてびっくりしました。京都や奈良のお寺の拝観料と比べても同じかもっと高い!!数年前はどこも10元前後で入れたのに。
それと乞食がやたら多くなった。ホントに社会主義国なの?!
行くたびに景色が変わるほど開発著しい中国、
なんやかんやありますけど、日本の風上に位置する大国、しっかりやってほしいモンだと思います。
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11月3日朝、寧波駅前の旅行社で舟山と四明山方面の観光案内をチェックする。
舟山巡りは時間的にちょっとしんどそう。”錦秋の四明山”といった感じの観光パンフレットを見つけたがここからは出てないとのことで列車で1駅北の余姚へ移動。タクシーに乗りパンフを見せて「我想去ここ!!」と言ったらバスセンターのマイクロバスに横付けしてくれました。観光バスかと思って乗ったらこれは路線バス。土ボコリ舞う郊外を抜け、山の中の村をいくつも通り抜け、坂道を延々と登り、稜線の道を走ること2時間、四明山鎮という村で降ろしてくれました。小さい村でパンフの写真の紅葉のきれいな谷川や滝はここから相当離れたとこらしい。タクシーなどもちろんない。そうこうしているうちに反対側から同じようなマイクロバスがやって来て余姚に戻る最終バスだという。さっきのバスの車掌さんの話では最終は午後2:30、1時間半は遊べるはずだったのに。降りて10分も立ってない。どっちがホントか分からないがこんなとこに置いてけぼりになったらたまらない。飛び乗って元来た道をとんぼ返りしました。
余姚・四明山路線バス 途中の村 どんどん登る
・
↓おまえに合うためにはるばるやって来たんだよ!!
←四明山鎮のバスを降りたところにあった春蘭。
多分そこらの山から採ってきたものでしょう。
花はそうベッピンさんではないと思うけど、
蘇州の花鳥市場の路端で売ってたヤツと
違って香りは間違いなく良いはずです。
海越え山越えやって来て、やっと出会えた春蘭
うれしかった!!
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ネットで蘭園や個人の趣味者の住所や電話番号を公開しているところもけっこうあるので調べて強引に尋ねるという手もあったのですが、1華や9華は花時期ではないし、尋ねたら見せてもらうだけで手ぶらで帰るわけにも行かないだろうし、欲しいと思うような新花は旅行費用にゼロをひとつ足しても買えるわけないんで、蘭や蘭人との出会いについては初めから腰が引けてました。
蘭の故郷、蘭と蘭文化をはぐくんだ江南の街や村や山を、ジカにそっと眺められたら、ありきたりの古い蘭でも楽しみが倍増できるかなってのが今回の蘭迷さんの旅の目的でした...
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11月1日午前7:30杭州着
実は夜中の3時か4時頃には着いていたのですが、ちょっと手前で停泊していて、夜明けとともに動き出して朝の運河航行を楽しませてくれました。
タクシーに乗り、以前泊まったことのある「華僑飯店に行ってくれ」と頼むと、運ちゃん、「あそこは最近オーナーが変わって不好!やめとけ!」とのこと、ホントかどうか怪しいが「じゃあ、どこがいいの?高いとこはダメよ!」というと西湖の北側の小汚いホテルに連れて行ってくれました。250元、思ってたより安かった。けど、ここも110Vなし、カード使えず、換金できず、国際電話もダメ、この値段だとどこもこんなモンです。
荷物置いて霊隠寺へ..入って左手の石灰岩の山はいたるところ仏さん、いったい何人居るんだろ?霊隠寺の境内には若い空海さんも立っていました。台座の”中日友好30年祈念”の”日”の文字がコインか何かで×印に傷つけられているのを見るとちょっと悲しい。でも日中非友好に遭遇したのはこれだけでした。
帰りはテクテク林の中の道を歩き、何気なく入った杭州植物園内の韓美林美術館。中国の伝統的な書や画や青銅器、彫刻などがモダンに融合された多彩な作品はどれも正直感動モンでした。杭州の隠れたスポットかな?!
杭州到着 霊隠寺の石仏 韓美林美術館
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翌2日、列車で寧波へ
毎日、移動していると時間の使い方もだんだんダレてきてしまいます。
午後1時過ぎ、タクシーで、駅から20~30kmほど郊外の阿育王寺と天童寺へ。
タクシー代は150元と高かったけどお寺の入場料はどちらも5元とずいぶん安い。人も少なく静かです。
阿育王寺にはここにも鑑真さんがいます。多分日本渡航前か?
天童寺は曹洞宗開祖の道元さんが留学、修行したお寺だそうで、shang兄弟さんと同じくらいの年齢の時だと思います。道元さんと蘭渓さん、同時代の人なんですね。鎌倉で会ってるかもしれない。
1華の天童素はこのお寺となんか関係あるんでしょうか?
阿育王寺 天童寺 果物売りのおばちゃん
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帰路、道ばたで果物やイモを売ってるところがあり、タクシーの運ちゃんは車を止めてたくさん買い込むと「喰え!」とミカンと熟柿を分けてくれました。おいしかった。値段交渉の時は打々発止がありましたが、決まった後はすごく親切で暖かいです。
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10月30日、蘇州に戻る。
初日のホテルはシャワーのお湯が出なかったりしてこりたので今回は仕事でいつも利用しているホテルで一泊。翌31日は午前10時過ぎチェックアウト、船のチケットを買い、荷物を預けて、夕方の出発まで街をぶらぶらする。何度も来て歩きなれた蘇州の街はなんかホッとします。
ビルの工事現場の足場と柵が竹製なのはいかにも中国らしくて面白い。すべて土に帰るし、燃料にもできて、環境にはなかなか良いんではないかなと思います。
いつもの本屋で『浮生六記』の中国語版を見つけました。附編として巻5;中山記歴と巻6;養生記道も収められていますが〈後2記の真偽のほどは定かでない〉とあります。
杭州行きフェリーは夕方5:30発。高速バスなら2時間でいけるところを夜の京杭運河を14時間かけてゆっくり進みます。ボロボロの船が98元はちょっと高いが時間と宿代の節約にはなるか..。
4人部屋の相部屋の方はなんと大阪に15年住んでいるという中国人ご夫妻。ここでこんな話してていいのかなと思いつつ、周りに関西弁がわかりそうなヤツはいないからまあいいかと食堂でお茶を飲みながら靖クニのことやブン革のことや蘭や花やおいしい水餃子の話など夜遅くまで語り合いました。
杭州行きフェリー 街のビル工事現場 滄浪亭にて
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旅日記の途中ですが私の旅の七つ道具です。
別に旅慣れているわけではありません。引っ込み思案で、出会ったひととすぐ友達になれるタイプではない、むしろコミニュケーションは日本語でも苦手な方なのです。しかし言葉の通じない海外旅行は昔やってた冬山登山や岩壁登攀のルートファインディングに似た面白さを感じます。
① 地図
初めての土地に着くと一番に買い求めます。
2~5元で駅や観光地で売ってるし、ホテルに置いてあることもあります。
② コンパス
ブラブラ歩きには街中でも地図とともに必需品です。
③ 電子辞書
今回はじめて使いましたが非常に重宝しました。中国では筆談でかなり意思疎通
できますが、最近、簡単な漢字も出てこないときがよくあって...
日中、中日に広辞苑や漢和辞書もあって便利です。
④ 筆記具>メモと筆談用
⑤ ガイドブック
04・05年版の情報はもうかなり古くて、日本語が通じるはずのオフィスの電話番号
が変わっていたり、観光地の入園料やホテル代はだいぶ上がっていました。
⑥⑦ あと何かな?
万一なくしても、パスポートのコピーといくらかのお金が残るようにしておけばたいていのモノは現地調達できる。最低、命だけ残ったら何とかなるって楽観的に考えています。
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10月28日朝、蘇州北汽車駅(長距離バスターミナル)に行き無錫行きの切符を買い、出発を待つ間に朝飯をすませる。
切符の買い方、乗り方は鉄道の場合と同じ要領で、行き先別に搭乗ゲートも決まっていて意外と分かりやすいです。バスの切符にはなんと2万元の傷害保険も付いていました。事故った場合、搬送費にはなるかな?!
無錫行きバスチケット この日の朝飯 と食べた店
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ここで無錫の1日観光バスツアーの募集もやってたので申し込む。
ちゃんと連絡してあったようで、無錫に着いたら現地旅行社の人が大きな名札を持って迎えてくれました。中国人ばかり20人ほどの中に日本人ひとり混じって、マイクロバスに乗り込み柴砂博物館や映画村みたいなとこや太湖遊船などを遊びました。ガイドさんがずっとハンドマイクで説明してくれるが私のヒアリング力ではさっぱり分からない。
携帯(デジカメ代わり)の電池がなくなってこの日はほとんど写真撮れず。充電器は持っていたのですが安ホテルでは110Vコンセントがほとんどなく、これはうかつでした。
翌29日の揚州も成り行きで同様のバスツアーに参加しましたが、ここは移動距離が短かったので歩きでも充分廻れたかもしれない。とにかくはぐれないようにと必死で、緊張感がありました。ガイドさんもけっこう気を遣ってくれてたようでした...
ガイドのお姐さん 大明寺の鑑真和上像 痩西湖の湖上遊覧
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金農さんの住居跡にある揚州八怪紀念館には、なんと八怪は14人居ました。7、8番目あたりを誰を入れるかで10人くらい居るのは知ってましたが...
かなり疲れましたがこの2日で中国バス旅行の要領を会得することが出来ました。特に中長距離の都市間移動は安いし速いし、ある意味列車よりも便利なように思いました。
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今日、無事に帰ってきました。
lishuiさん、shang-ri-laさんたちとは入れちがいで残念でした。今回はひとり江南地方をうろうろしてきました。まあ、1華9華の故郷巡りとはいえ、直接蘭、蘭関係者とはあんまり縁のない旅となりました。途中更新したかったのですがホテルは200元前後の安宿ばかり、あるだろうと思ってた網吧も見つからずご無沙汰してしまいました。
写真は10月25日夕、神戸港を出て瀬戸大橋をくぐる新鑑真号です。
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左下の写真は蘇州観前街の新華書店(4階建ての大きな書店です)の様子
中国どこでもかどうか知りませんが上海でも杭州でも同じだったと思います。参考書売り場は立ち読みどころか座り込んで読んでいてもハタキで追い出されたりしない。熱心にノートに写している女子中学生?グループもいました。
本屋さんが図書館でもある??棚の本はボロボロになってるのもあるけど中国ではそんなのは買う方も気にしないのか?!学習熱心な青少年に寛大なのかただ単に店員が仕事に不熱心なのか分かりませんが、こんなんていいなあと私は思いました。
蘭関係の本は同じ規模でも杭州の新華書店のほうがやはり多いです。
今回の収穫は『蘭花賞培要決』遼寧科学技術出版社2005.6月発行と
鄭板橋のVCD30枚組セット(TVで放映された連続ドラマらしい)
VCDはPCで試してみましたが映るのやら認識しないのやら、映っても途中で止まるのもあってよく見たら盤面にキズが...修復剤買って再挑戦してみます。しかし軽そうなんで鄭板橋のイメージこわれてしまうかも..
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昨日、今日としとしと雨がふったり止んだり、気温はそれほどでもないけど梅雨みたいに蒸し暑い。今日は無事休みが取れ、ひとり朝から街へ出かけてきました。
いつもの本屋とハナトリ市場を歩いて見ましたが今回はこれといった収穫なし。ハナトリ市場には数店蘭を置いてある店があって四季蘭が好い香りを放っていました。すごい幅広のコーナンシンゴクヒンや立ち葉のソーバイなどアヤしげなのがありましたが...
DVD屋でTVドラマで放映されたらしい『鄭板橋』VCD30枚セットを見つけて買ったけど家のパソコンで見れるかどうか??
なんかすごく疲れて3時前にホテルに戻り夕方まで寝てました。
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3年か4年前の暮れだったと思います。
蘇州の花鳥市場にはじめて行ったとき、路端で売ってる山採りの春蘭のなかに巻き葉で葉姿のいい蕾がたくさん付いたのがあったので、「おっちゃん、これなんぼ?」
「それ200元!こっちは素心やで、これも買い!」「素心はいっぱい持っとるからイラン。こっちの2条蕾着きの青軸9華と2株200元でどお?」
「いいよ、この素心も買い!」と一つしかない蕾を止めるのも聞かずむいて見せてくれて、結局3株300元(4500円くらい)で買わされました。花型は期待してなかったけど香りが楽しめたらいいやと洗濯モンの中に包んで持って帰って、花が咲いたてみたら春蘭はどちらも香り全くなし。素心のほうもあれはどういうマジックだったのか、りっぱな赤点のある普通のジジババでした。香りはこっちの勝手な思いこみだったとはいえ、あとで思えば30元で充分だったか!?
中国春蘭といっても湖北省以北のは日本や韓国のと同じで香りはないようです。葉っぱの鋸歯が荒いです。
向こうの掲示板に出される下山新花の写真に対して、「香りあるんか?」と同じ意味でよく「湖北の産とちゃうか?」それに対して湖北のひとが怒って「湖北にだっていい蘭もあるで!」「いや、すまんすまん、悪かった」なんてやりとりが載ってたりします。
9華はすぐに枯れてしまいましたが香りのないジジババは邪険に小屋の外にほってるにもかかわらず毎年たくさん花をつけています。
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蘇州新区のホテルには19日、日曜日の午後3時到着。
ちょっと時間があったのでタクシーで市内の花鳥市場と本屋を覗いてきました。
文字通りいろんな花やら、虫やら、小鳥やら、魚やら、最近ペットの子犬(食用ではないと思う)もよく売ってて、ぶらぶら見て歩くだけでもなかなか面白いです。
鉢は面白いのがいくつかあったけどかさばるし、重たいし、持って帰る訳いかんなあ~
結局、ここでは何も買わず、新華書店といつも行ってる美術書専門書店を回り、
『中国祥瑞象征図説』、『中国歴代名硯拓譜』、『中華梅蘭竹菊詩詞選』、その他蘭の本数冊、計10冊ほど買い込んでしまった。中国では本が安いのがうれしいです。
実は帰国を1日遅らして上海をまたぶらぶら、
ともたくらんでいたのですが暑いし、しんどかったので予定どおり25日(土)帰ってきました。
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富山の九華展の帰り、高岡から新緑の山間を抜けて車で走ること1時間、福光町に寄ったら「道の駅」にこんな建物がありました。
中では中国物産を販売しており、直径50cm、38cmの朱泥大鉢2個セットがなんと
3150円、買って帰りました。
翆定荷素を100本立ちくらいの大株にして植えてやろう。
福光町は蘭の大先輩であり、日中友好、国交正常化に尽力された故松村謙三氏の出身地、その縁から同町と紹興市は姉妹都市になっているようです。
駅から徒歩10分くらいのところに松村記念館があり、氏の生い立ちや業績に関するいろんな資料が展示されています。
日本春蘭朱金花『福の光』はこの町にちなんでの命名だそうです。
中国蘭(東洋蘭)ファンの方はぜひ一度訪問されることをおすすめします。
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京都もようやく桜が咲き始めました。今度の土日あたりが見頃でしょうか!?
我が家では連弁、春剣が咲き始めました。今年はだいぶ遅いです。
中国は柳の新緑がきれいでした。それに白木蓮と黄色いレンギョウの花も。
杭州に近づくと汽車の車窓から見える一面の菜の花畑もなんか懐かしい感じでした。
たくさん写真を撮ろうと思ってたのに携帯を間違ってダイヤルロックしてしまって...
こんな機能があったなんて知らなんだ。暗証番号なんてわからん!結局帰るまで使えず、今回は写真なし。
その分しっかり目に焼き付けてきました。
知り合いの中国人に紹介してもらった上海小姐とも連絡が取れて、フリーにしておいた4日目、5日目は西湖や上海植物園、花鳥市場を案内してもらいました。
(京都に4年間留学していたということで彼女の日本語はだいぶ京都弁でした)
ヨメはんは毎日おいしい中華料理に大満足でした。
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久々に丹波立杭(たちくい)の陶器祭りに行ってきた。
紅葉にはまだちょっと早いが秋の風がすがすがしい。途中の沿道ではあちこちで農家の人が畑で採れたばかりの黒大豆を束にして売っている。
デカンショ街道を車で走ること2時間弱、立杭の里は既にすごい人で村からだいぶ離れたところに車を止めて、イベント会場や窯元をぶらつく。
目当ての底に穴の空いた器は今では”伝一”、”丹山”、”丹満”しか焼いてないらしい。
窯元で買うとその辺の園芸店で買うよりはずいぶん安いし、なにより同じ形の鉢でも灰かぶりの微妙に違う中から気に入ったものを選べるのが良い。
同じようにしゃがみ込んでああでもないこうでもないと迷いながら選びたくっているお仲間に出会う。
今回は小さめの山草鉢をいくつか買った。
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8/1から一週間、蘇州に出張し、そのまま夏休みに入ったので、前から行ってみたかった杭州、紹興を4日間ひとりで旅行してきました。
仕事が予定どうりに終われるかわからなかったので予約も何もなしで、とりあえず上海空港に余分な荷物を預けた後、汽車で杭州へ向かい、初日は西湖の畔のホテルをベースに西湖周辺を遊覧。本屋で買った地図を見たら何と”宋梅の故事”に書いてあった”宋家店”という村があるではありませんか!
2日目、杭州から紹興に行き、タクシーを拾い地図を見せて頼んでみると大変親切な運ちゃんで途中、道行くおじいさん、おばさんに尋ねながら”宋家店”まで行ってくれました。

遙か昔、宋錦旋さんが蘭を捜して歩いたであろう山々
村役場の人は2百数十年前の話を読んでこんな山奥まできた日本人にあきれていましたが、”いまこの村に蘭をやっている人はいない、漓渚鎮という村には花木市場があるので蘭もあるはずだ”と教えてもらい、また尋ね尋ねしながら諸さんという方の蘭苑に行き着き、御棚を見せて頂くことができました。
苑主の諸さんはわりと若い方で、突然の訪問にも関わらず、また、この時期なので蘭を買うわけではない見せてもらうだけになるがよいかとお断りしたのですが大変歓待していただき、逆に病気や栽培環境のことでは質問攻めに合いました。
マンガや筆談での会話ながら楽しいひとときを過ごし、花の時期のまたの来訪を約束して別れました。
『3秒で話す中国語』と地図を片手のいきあたりばったりの旅で、はじめは、内心、ホテルにしろ、タクシーにしろ法外にぼったくられるんではないか、どこかで身ぐるみはがされるはめになったらどうしようなどと不安もありましたが会う人すべて親切なよい人ばかりで、ますます中国が好きになる旅でした。
浙江省の地図には湖州、嘉興、蕭山、余姚、四明山、会稽山 ・・・といった中国蘭ゆかりの地名がたくさん載っており、嘉興の市街図をみると老十円の舞台となった落帆亭もあって、今回はその極一部をほとんど素通りしただけでしたが、わくわくする旅でした。
今度はもう少し中国語が話せるようになってまたぜひ尋ねてみたいと思っています。
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