中国蘭特集
栃の葉書房発行の『趣味の山野草』別冊、『にっぽんの伝統園芸』Vol.3は
32頁ほど中国蘭老種の特集です。恥ずかしながら九花の解説と「中国蘭文化の源流をたどる」という拙文を担当しました。
2,500円とちょっと高いけど立派な本です。ぜひ買って読んで下さい。
お近くの書店にないときはこちらから
栃の葉書房
ご意見、ご批判などいただけると嬉しいです。
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栃の葉書房発行の『趣味の山野草』別冊、『にっぽんの伝統園芸』Vol.3は
32頁ほど中国蘭老種の特集です。恥ずかしながら九花の解説と「中国蘭文化の源流をたどる」という拙文を担当しました。
2,500円とちょっと高いけど立派な本です。ぜひ買って読んで下さい。
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江戸末期から明治初期のものか?
いつ、どこで、誰が発行した書なのかどこにも書いてなくて、残念ながら判りません。
昭和の初期、小原榮次郎氏が中国蘭蕙を紹介するまでは、日本の東洋蘭というとほとんどは葉の斑入りを楽しむ柄物が主流ですが、花を楽しむヒトもいたんですね。
․ 剣蘭花鏡集(国立国会図書館蔵)
「鍛冶屋蘭」と「楊貴妃」以外は銘でなく、覆輪春蘭とか、紫寒蘭、報歳蘭などと種名に説明を付け加えたような表示ばかりです。シンビジウム属の蘭の葉を剣に見立てて剣蘭と呼んでいたようです。早くに福建地方から渡来していた建蘭にも引っかけた呼び名かと思います。
しかし、どれも1条に花を咲かすとはすごい。と思ったけど葉っぱたくさん描くのがめんどくさかっただけかな?
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《蕙蘭画譜》を入手したのとちょうど同じ頃、東の方のネットの古本屋さんに
「江戸中期の鉢植えの蘭を描いた画譜、106図」というのが出ていました。
「その蘭を作った者の名前・おおよその住所などが書かれています」とのこと。
小遣いで買うには高すぎる値段でしたが、興味があったので、メールで
① 鉢植えの蘭106図 は花ものか、それとも柄もの(葉に斑が入ったもの)か?
② 彩色画か、それとも水墨画か?
③ 描かれている蘭の種類や銘など書かれているか?
④ 発行は江戸中期とのことだけど、正確な発行年や発行者、版元などわかるか?
と問い合わせたところ、すぐに、1面だけ写した写真を添えた返事が来ました。
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同じ漢字を使ってても国により、また時代により意味が違うことがあるので注意が必要です。
「蕙蘭」というと今の中国では一茎九花のことを、日本や台湾ではシンビジウム属の蘭の葉に覆輪や縞の斑が入ったいわゆる葉芸品のことをいいます。
最近入手したこの本は明治21年、日本で発行された「蕙蘭画譜」です。
この本を持ってた京都市内の古本屋さん、いろいろ面白い本を扱っているのですが、今年の1月の寒波で、テナントの上階の水道管が破裂、水浸しになってしまったそうで、まだネット営業しかしていません。たぶんその時の被害でしょう、水濡れでシミになっていて、安かったので、手を出してしまいました。柄モノは私の守備範囲外なのですが・・・。状態が良いモノだったら、ゼロひとつ多かったことでしょう。
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仕事の帰りによく寄ってる本屋さんには『山野草マニアックス』は置いてないので昨日、中国語教室の帰り、京都駅近くの電気屋さんの6Fにある大きな本屋さんで買ってきました。
われらがアイドル“蘭花村のそんちょ”さんが大きく取り上げられてます。
有名人には肖像権はないそうなのでボカシは入れませんが、
本家より大きく、全部読めるような画像でアップしたら著作権上、問題かな!?
皆さん、ちゃんと買って読んで下さいね。
お近くの本屋さんに置いてない場合はお取り寄せ注文は
『山野草マニアックス』Vol.42 栃の葉書房発行 です
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朝から府立植物園に行ってきました。
今、紅葉/黄葉もちょうど見頃ですごくきれいなのだけれど・・
実は今日の目的はモミジではなくて・・・
小野蘭山没後200年を記念して《大森文庫展 - 本草の遺芳 - 》という展示をやっててそれを見るためでした。
展示されている80点近くの本草学・植物学・園芸の古典籍資料はすべてガラスケースに入れられていて、残念ながらページをめくることはもちろん、写真撮影もできませんが、息をのむようなものばかりでした。
リストは次のとおりです。
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