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五雲山~龍井(ロンジン)  ハイキング

杭州に着いた翌日12/27は一人で綠雲のゆかりの地、五雲山に登ってみた。
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宿の受付のスタッフに登山口の九渓へはどう行ったらいいか?聞いてみたらスマホですぐ調べて親切に教えてくれた。

 「こっちの門を出て、右に曲がって、まっすぐ行けば浣紗路という通りに出る。そこのバス停から308番のバスに乗れば乗り換え無しで一本で行ける」と。「わんようぐわい、わんちぇんつぉう、ちゅうだお」と教科書で習った通りの説明で非常にわかりやすい。バスはすぐに来た。
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バスは南に下って銭塘江につきあたると右に川沿いに上り20分ほどで九渓に着いた。料金は2元、タクシーだと50元くらいかかるらしい。
地元の人に何度か聞きながら登山口を捜した。訛りがきつくてほとんど聞き取れないがこっちの言うことは分かってもらえて指さす方向に進みながらなんとか入り口を探し当てた。
しばらく進むと3頭のロバに出会う。頂上のお寺か途中の工事現場に荷を届けた帰りなんだろう。
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きれいに石を敷き詰めたしっかりした立派な登山道である。人もけっこう多い。
山はほとんど照葉樹の自然林で日本のような杉や檜の植林はまったく見られない。
蘭は生えてないか捜すが、ない、ない。彼岸花はときどき見かけた。
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五雲山は標高300mちょっとということですぐ登れると思っていたが、意外と長く一時間半ほどかかった。頂上は広場になっており、樹齢1000年を越えるといわれる銀杏の古樹がある。
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お寺があり、祭壇を見るとここは道教の神様?と仏様とが同居??
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お寺を囲む白壁にはこの五雲山を詠んだ古今の詩碑がたくさん掛かっている。
裏は野菜畑になっていた。
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当初はここ五雲山の山頂を踏んだら引き返すつもりだったが、立派なハイキング道が北に続いていて道標もしっかりしており、稜線を5~6km行ったらロンジン茶で有名なあの龍井村に降りられそうなので行くことにした。持ってる地図が市街図で等高線はなく地形が正確に読めないのは苦しいが、コンパスは持ってるし、時間的にも充分大丈夫だ。
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こんなとこ歩いてるのは最近の日本だとほとんどジジババしかいないけど、ここでは若者ばっかりなのには驚いた。見晴らしの良いところでは写真を撮ってやったり撮ってもらったりしながら進んだ。
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鞍部になったこの辺りは右の龍井村からも反対側の村からも茶畑が山の頂まで突き上げている。
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コースからちょっと突き出た岩の上から見下ろすと眼下に黄色い壁の大きな建物が見えて「あれが霊隠寺だ」と言っている。霊隠寺は昔尋ねたことのある古刹だが、そうだとすると行きすぎたかなと、そばにいた青年に「今我々がいるのはどこ?」と地図を見せて尋ねたら「どこまで行くのか?」「龍井に降りるつもりなんだけど・・」「じゃあ僕らと同じだ。一緒に行こう」と誘われてしばらく行動を共にする。
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この青年、よく見ていると、ときどき木の枝にくくり付けられた赤いリボンを回収している。大学のハイキングクラブのリーダーか或いは団体ツアーのガイドなのだろうか?分かれ道などでメンバーがコースを間違わないように先頭のリーダーが目印のリボンをつけて行き、最後尾を務める彼が回収していってるようだ。ときどきトランシーバーで交信している。
さらに驚いたのはグループのもうひとり、オレンジ色の棒を担いだモヒカン頭の陽気な青年は道中ゴミを見つけると拾って黄色いビニール袋に入れていた。これだけハイカーが多いコースだと100人に一人でも不届き者がいると山はたちまちゴミだらけになってしまうものだが、道中ずっときれいだったのは彼みたいな人がけっこういるんだろうなと思った。
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「どこから来たんだ?」「日本の京都から・・」「日本人がまたなんでこんなところまで・・・?」わいわい楽しくおしゃべりしながら歩いているうちに道はどんどん下りだした。
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野猪のふいた(鼻先と牙で地面を掘り返した)跡があった。鹿は居るような痕跡は見当たらない。
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午後1時半、龍井村へと降りたった。             (続く)

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コメント

地図の字が小さすぎて全く読めませんが、
ハイキングでも大冒険なんですね。
山頂の写真は、誰が撮って・・・?

投稿: 儿 | 2016/01/09 00:16

地図に主な地名を太文字で入れてみました。
ハイキングコースは九渓登山口から龍井(ロンジン)村まで8kmくらいですが
その後も西湖畔まで歩いたので15kmくらいは歩いたと思います。
この日の歩数計の記録は33,218歩でした。

投稿: 中国蘭迷 | 2016/01/09 16:48

明けましておめでとうございます。
遅い挨拶ですみません。
今年もよろしくお願いいたします。

つい先日年賀状確認しました(汗)
年始から出張と初山歩きでドタバタで。

ほんとに緑雲の故郷行ってきたんですね!
でも春蘭生えてなかったんですね(TT)
五鉢すべて出品できますようお祈りしてます♪


投稿: ユンナン | 2016/01/10 19:40

26番目のは細葉の春蘭かな・・?
ほじくって株元と根を見たら確認出来たのでしょうけどそこまでやりませんでした。
ユンナンさんがいたら
きっとコースからはずれてどんどん山の中に入っていくだろうなと思いながら歩いてました。

投稿: 中国蘭迷 | 2016/01/12 21:08

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