« お江戸の九花展 | トップページ | ほぼ満開・・! »

上野 にて

お江戸の2日目の午前中は上野公園で過ごしました。
20140427ueno01
いつものコースで九品仏~S園芸を廻って午後再度阿佐ヶ谷へ と思っていたのですが、上野公園の国立博物館で「栄西と建仁寺展」をやってたのでそれを見ることにしました。
建仁寺は京都宋梅会の春蘭展の会場に使わせていただいたことがありますが、お寺では見せてもらえないお宝を今回たくさん拝ませていただきました。
あと、東照宮牡丹苑の牡丹祭りも圧巻!

江戸時代からあるものかと思ってたら意外に新しくて、開苑は1980年、国交回復10周年で洛陽や上海から贈られたのが始まりだそうです。
20140427mudan0120140427mudan0220140427mudan03
蘭蕙が中国文人・士大夫の心の有り様の理想、鏡として愛されてきたのに対して、牡丹は富貴の象徴としてこれも唐、宋の時代より貴族、豪商たちに競って求められてきました。
20140427mudan0420140427mudan0520140427mudan06
宋代には《洛陽牡丹記》、《天彭牡丹譜》など銘花の特徴や栽培法を書いた数々の花譜が出版されています。
20140427mudan0720140427mudan0820140427mudan09
栽培方法、環境によって姿・形が変わって識別が難しいのは九花も同じですね。
20140427mudan1020140427mudan1120140427mudan12
品種名は分からなくてもみんなそれぞれとてもきれいです。
一角に奉納俳句のコーナーがありました。
20140427mudan1320140427mudan1420140427mudan15
5・7・5の形式にとらわれず好き勝手に感じたこと、思ったこと、願い事など書いてあります。いろんな言語で書かれてあります。

苑を世話してる方に聞いたら200種以上、株数は2000を越えているとのこと。
古典園芸は個人でやってるとその人がなくなると後を継ぐものがなく散逸したり枯死絶種させてしまうことがよくあります。貴重な品種がこういうところでまとまって保存され、花の時期には一般公開され誰でも楽しめるというのは有難く、いいことだなと思いました。

|

« お江戸の九花展 | トップページ | ほぼ満開・・! »

コメント

先日はお疲れさまでした。
上野東照宮の社務所(社殿に向かって右奥)では、東京香蘭会が3月に春蘭展、11月に寒蘭展を開催しています。
会長さんは東京での寒蘭の先駆けの一人、上野が地元のKさんです。
此の会には故黒崎陽人先生が自筆の画を賞品として寄贈され、会員の励みとなっていました。
上野東照宮境内は狭いですが、動物園の喧騒を忘れさせてくれる静けさが漂う貴重なスポットとなっています。

投稿: 修学院 | 2014/05/01 23:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55262/59566515

この記事へのトラックバック一覧です: 上野 にて:

« お江戸の九花展 | トップページ | ほぼ満開・・! »