« 蘭趣味の王道 | トップページ | 今どきの杭州 »

2014中国春蘭(一花)の花芽(その1)

春蘭(一花)の花芽を1日ながめていました。
“?”の付いてないものでも?なのがあるかもしれません。間違いなどお気づきの点ありましたらご連絡下さい。ともかく毎年蕾、芽出しの状態からじっくり観察し、記録にとっていこうと思っています。
       西神梅            西湖梅?            鶴市?
20140211xishenmei20140211xihumei20140211heshi
上の「鶴市?」はまず「桂円梅」。本物の鶴市は果たして日本に来たことがあるのかどうか・・・?
.       逸 品            萬 字            紅龍字
20140211yipin20140211wanzi20140211honglonzi
.       栄 字            望京梅            天興梅?
20140211rongzi20140211wangjingmei20140211yuanliangmei
「栄字」と「望京梅」は北陸にあったもの。確かに古い文献に名前は載っていますが写真がない。どんな花が咲くやら・・?
この「天興梅?」はほとんど円良梅咲きして、ネット上や各地の展示会ではときどき「西湖梅」とか「秦梅」とかいろんな名前で見かけます。
.       祥 字            独 秀             蔡仙素
20140211xiangzi20140211duxiu20140211caixiansu
日本で「祥字」として伝わっているものと中国で「独秀」あるいは「栄祥梅」といわれているものはどうやら同じもののようです。中国で「祥字」といわれてるものの正体を今度見届けてこねば・・・
.     萧山蔡梅素          翠桃(赤茎)           翠桃?
20140211xiaoshancaimeisu20140211cuitaochi20140211cuitao
「萧」とはヨモギのこと。萧山は杭州と紹興の間にある街ですが昔はきっとヨモギの生い茂る寂しいところだったんでしょうね。桃瓣とは外三瓣の形を桃の花びらではなく桃の実に見立ててるんだそうです。梅・仙・荷の分類では梅瓣になります。

あれ、宋梅の写真がない。。7鉢ほど花芽の着いてる株があるのに・・
まだ1/3ほどしか写真撮ってません。続きはまた・・・

|

« 蘭趣味の王道 | トップページ | 今どきの杭州 »

コメント

記録するのも一苦労ですね♪
鶴市はお店や展示会やらで色々見ましたけど桂円梅にしか見えません。老十円の咲き違いに色んな名前を付けるのと同じような誤解があるように思えます。
栄字と望京梅が気になります♪
老十円じゃなきゃいいですね(笑)

投稿: ユンナン | 2014/02/12 02:11

愈々楽しい季節が到来しましたね!
家の西湖梅は倉敷のmさんから棚入りしましたが、丈夫で増えが良く、花付も良いのですが、mさんから(圓良梅)のメッセージが添えられていました。
同種の別称と思っていましたが、其々、西湖梅、圓良梅の品種が有るのでしょうかぁ?
葉の紺地は薄く、どちらかと言うと大富貴の様に幅広の確りした葉性なのですが?

投稿: 修学院 | 2014/02/12 08:13

言われてみれば・・・・・
角がある蕾多いねtauruscapricornus

投稿: そんちょ | 2014/02/12 15:31

ややっ?怪しげな名前がいっぱい。でも、楽しみもいっぱいですね。
望京梅は数年前葉っぱだけ見て気になっていました。どんな花でしょうか?

投稿: m's ran | 2014/02/12 20:12

>記録するのも一苦労
開花したときだけでなく新芽も花芽もいろんな瞬間を写真に残しておこうと思うのですが、土、日しか時間が取れないところに、天気が良すぎたり雨だったり、用事があったりすると撮影できなくてタイミングを失してしまうことが多いです。
年金生活で毎日日曜日の日が来るのが待ち遠しいような、待ち遠しくないような・・・です。

投稿: 中国蘭迷 | 2014/02/12 22:18

修学院さん:
私もmさんの西湖梅ももってます。
「圓良梅」は『蘭惠宝鑑』によれば「1996年に張元良という医者が杭州の花鳥市場の地摊(道ばたに商品を並べて売る露店)で見つけた」ということですから、山採り新種ではなく、文革のどさくさとかで札落ちになってどこかに生き残っていた老品種が再登場したのでしょうね。
「独秀」も同じで1983年、常熟の顧樹棨さんが露店で発見したものだそうです。

「圓良梅」と「天興梅」の関係は九花の「老上海梅」と「仙綠」の関係に似ていると思います。典型的に咲いた両者はまったく別物に見えるけど、咲き分けることがあるし、葉姿葉質は見分けが付かないほど同じです。
本来同じもので何かの拍子に花瓣の蘂柱化が強く働くのか?、芽変わりしたものか?坪取りの兄弟なのか??

投稿: 中国蘭迷 | 2014/02/12 22:49

>怪しげな名前
はあんまり追っかけるもんじゃないですね。
良いものは先輩達が大切に守りしっかり残してきてるから・・
と思いつつも、気になってあちこちから好きなタイプでもない同じ名札の花を集めたりしています。

投稿: 中国蘭迷 | 2014/02/12 23:02

拙宅では昨年同じ株から天興梅と円良梅が咲分けました、今年はどうなるかなあ。
西湖梅はまったく別の花で「蘭華譜」の写真と似たものは現存していますね。拙宅で1,2回咲いたのですが惜しくも枯死してしまい、また探しています。
ちなみに今年は笑蝶と舞蝶が同じように咲き分けてます…この辺は統合が必要ですね。

投稿: suzuki | 2014/02/12 23:48

happy01キレイな写真!

まだブレもボケもないし、毎日日曜はオアズケか・・

投稿: 儿 | 2014/02/13 00:17

忙しい人だと 「見極め」も大変。

同一株とかバイオ疑惑とかは昔から有ったのでしょうが、最近は、DNA鑑定外注の宣伝をネット上で多く目にします。
理屈では確実らしいのですが、1検体の塩基配列を体調べるのに、未だ5万円近くは掛かるので、比較対象が沢山あれば、気軽に踏み切れる額ではありません。
ただし、この先も長く悩み続けたり、海外遠征したり、外見記録の為の高額な光学機器を揃えたり、希少な時間を犠牲にしたり?・・・と考えると、ちょっと気持ちが動きそうでしょ。気に入った同じ株を持つ人達で費用分担できれば、更に身近になるかも。
まあ、あまり手軽に謎が解き明かされると、夢や生きがいと言う楽しみが失われる事になるのかも知れませんが、試しにいかが?
(・・・そそのかしcoldsweats01

投稿: 儿 | 2014/02/13 14:36

先ず,貝より始めよ。トップはやはり未 儿 貝。
ところで、正しいDNAかどうか、どうやって判定するんでしょうか?
正妻の子供だとばかり思っていたのにweep

投稿: ranpuhen | 2014/02/14 16:38

詳しくはありませんが、細胞の核やミトコンドリアのDNA配列には幾つかの「法則」の様なルールが有るらしいのです。
交配親同士で共通の部分と、異なっていてもそれぞれの親の影響を規則的に受け継ぐ部分とがあって、その部分が交配を繰り返す毎に次第に薄れるので、遠い親戚か近い親戚かが判り、生息していた場所に特有の傾向が現れるあらしいので、自然界では考えにくい不自然な交配とか、採取場所の偽装も、サンプルが多ければ次第に明かされる事と期待されます。
人間の場合はその辺の基本的な部分のルールが解明されている様ですが、σ(^^)にはそのツールが有りませんので、確認は出来ません。
足からずhappy02

投稿: 儿 | 2014/02/14 17:56

SUZUKIさん:
そちらでも咲き分けたことありますか!
「天興梅と円良梅」の件は以前、私がアップしたドームに出品されたO氏の「秦梅」の写真を牟氏が中国のネット上で紹介し、「なんや、天興梅の円良梅咲きしたやつやないか!?」「牟老ともあろう方が・・・」「《小史》の「秦梅」も天興梅の円良梅咲きとちゃうかなぁ・・?」などと議論になったことがあります。私も気になってその後このタイプの花をあちこちから数株集めていましたので、展示会で牟氏に会ったとき、頼んで中国で咲き分けたという画像を送ってもらったことがあります。その翌年に私の棚でも咲き分け、これまで二度ほど確認しました。5花ほど咲いて全部円良梅で咲いたこともあります。

上段中央の「西湖梅?」は「円良梅」とは違うタイプで、多分『中国ラン』の白黒写真で載ってるやつと同じものだと思っています。咲き始めはなかなか良い花ですがすぐによれよれに形がくずれてくるため、いいタイミングで写真が撮れなくてまだこのBLOGに花をアップしたことはありません。

投稿: 中国蘭迷 | 2014/02/14 21:42

>ブレもボケも・・
手持ちでファインダーから覗いて撮るとボケボケです。
こんな写真を撮るときは、風のない曇り日を選んで、庭に三脚をセットし、ファインダーではなく液晶画面で5倍か10倍に拡大して目標にピントを合わせて撮っています。
まず名札を含む葉姿全体を撮り、それから蕾を一つずついろんな角度から絞りを変えたりしながら撮ってるとなんぼも撮れないうちに日が暮れてしまいます。

投稿: 中国蘭迷 | 2014/02/14 21:51

DNA鑑定は
ヒトについては国際的なゲノムプロジェクトによって塩基配列のほぼ全体が解読され、どの部分がどんな形質に影響しているかまで次第に分かってきていますね。母親からしか伝わらないミトコンドリアDNAの解析で母系のご先祖さまをたどると今の人類はすべて16万年くらい前にアフリカの大地溝帯あたりに居たであろう一人の女性に遡れるとか・・

ランの遺伝子はそこまで研究されてないでしょうけど、
二つの株が(たとえば「桂円梅」と「鶴市」が)他人のそら似か、近い親戚か、まったく同じものかくらいはすぐわかるはずです。ただ仮に同じものだと言う結果が出たとしても「調べたその検体が間違ってる。「鶴市」の名札が付いてるけど本物じゃない」と言われるとまた堂々巡りになってしまう。相当な数を分析しないとなかなか難しいですね。

儿氏かどなたか資金の方を分担してくだされば、私が実験計画とサンプル収集と専門機関への解析依頼を担当しますけど・・・とあぐら牧場みたいに出資を募集して(報告書はパソコンで適当にでっちあげる)も乗ってくる人いないでしょうねhappy01

投稿: 中国蘭迷 | 2014/02/14 22:35

DNA解析を進めていったら
その塩基配列の美しさを楽しむ新しい鑑賞方法が出来てくるかもしれませんね。
「X△梅の何番染色体のこの部分のATGC配列のリズムはきれいだなぁ~!!」とか「◇▽仙の外観はまあまあだけど塩基配列にまったく雅致がない」とか・・・

投稿: 中国蘭迷 | 2014/02/14 22:54

サイワイかアイニクか σ(^^)の棚には、紛らわしい・疑わしい株が無いので、鑑定で悩む事は殆ど有りません。

稀少で高価な株を多く手元に置く事の安心感よりも、僅かでもお気に入り株の晴れ姿を毎年観られる事での満足感が貴重。シナシュンでは、宋梅が見事に咲いてくれるだけで充分に幸せを感じられます。
他人に対して、鑑定の保証があれば肩書き(ラベル)の威力は絶大なのですが、その為の代価としては、もっと下がってからでないと・・・・smile

投稿: 儿 | 2014/02/15 13:58

>宋梅が見事に咲いてくれるだけで充分に幸せ・・
私も修行を重ねていつの日かその境地に達したいものだと思っております。
のですがなにぶん若輩の身にて迷いが多くて・・・

投稿: 中国蘭迷 | 2014/02/15 20:27

確かに宋梅は素晴らしい、素舌も紅一点のも良い。
しかし、端正な西神梅も置きたいなぁ。
やっぱり、緑雲も捨て難い、、、、
  
 「喰らわば皿まで」さ

投稿: ranpuhen | 2014/02/15 21:41

天興梅だけじゃなくて「秦梅」「円良梅」って名前で売れば同じ人に三株売りつけられる…そんな業者の思惑もあるんでしょうね。
DNA鑑定もいいけど悟りの境地にまだたどり着けない身としてはまずは目玉を鍛えないと、あとは栽培技術も。

投稿: suzuki | 2014/02/16 12:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55262/59116636

この記事へのトラックバック一覧です: 2014中国春蘭(一花)の花芽(その1):

« 蘭趣味の王道 | トップページ | 今どきの杭州 »