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鞍馬苔

最近、伝統的な中国蘭の植え方にならって鞍馬苔(中国では翆雲草と呼ばれています)を鉢の表面に植えています。
今でも中国の展示会ではよく見かけて、鉢の蘭の周りにほどよく茂っていると用土むき出しのままよりなかなかいいものです。
もともとは広口の浅鉢に饅頭型に土を盛り上げて植えるやり方で土がこぼれ落ちないように土止めの役割と水やりの目安のためだそうです。

私の植え方は、鉢の表面より3cmくらい下まで用土を入れたところで鞍馬苔を置き、その上に化粧土をすこしずつかぶせていきます。このとき、鞍馬苔の葉がぜんぶ埋まってしまわないようにときどきピンセットで葉先を引っ張り出してやります。埋まってしまってから掘り出そうとするとまるごと出てきたりして失敗します。
2/3以上は埋まったままのほうが活着しやすいです。
20121014cuie0420121014cuie05
この鞍馬苔、「苔」とはいうものの実はシダ植物でイワヒバの仲間だそうです。が、

やってみるとイワヒバと違って乾燥に弱く、鹿沼+焼き赤玉の用土で育てるのはけっこう難しい。毎日霧吹きしてやるのがコツです。うまく活着するとときどき散髪が必要なほどよくはびこりますが、霧吹きサボって乾燥させるとすぐ枯れます。
Kuramagoke02Kuramagoke03
蘭より鞍馬苔をうまく育てるのに気をつかっています。
庭だとほっておいても夜露と地面の湿気でよく育つのですが・・・
・       庭の杉苔と鞍馬苔                 イワヒバ                        
Kuramagoke01Iwahiba
あと寒さに弱く、冬にはほとんど枯れます。苔は枯れない雑草用の除草剤かけてもしっかり枯れます。

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コメント

やはり九華のコンポストだと「クラマゴケ」には乾燥し過ぎでしたか、「クラマゴケ」に合わせて水遣りすると、いくら水を好む九華でも遣り過ぎになり、水のミストが最適だそうですが、此れも大変な事ですねぇ。
「クラマゴケ」の根は“シダ"の根と同じ様に“ひげ根”なのでしょうか?
「クラマゴケ」の根を見ずに言うのですが、“ひげ根"を水苔で包み埋め込んだらと思ったのですが、如何でしょうか? 来春、「クラマゴケ」を取り寄せ、遊んで見ようと思っています。

投稿: 修学院 | 2012/10/15 16:28

イワヒバ欲しいです(^^)
苔張りは盆栽のひとでも難しいですもんね。
でも一鉢に共生って素敵。

投稿: ユンナン若い | 2012/10/15 18:15

>「クラマゴケ」の根
匍匐茎のところどころから白い細根を下ろしています。
>水苔で包み
同じ発想で鞍馬苔を置くときその下にゼオライトをぱらぱらと置いています。
上左写真の白い粒がそうです。
実際効果があったかどうかは比較確認していませんが鹿沼や焼き赤玉より保水性はありますので・・・

投稿: 中国蘭迷 | 2012/10/15 22:15

>ゼオライトをぱらぱらと
保水性が有る事は知りませんでした。
シダ類を石に張り付ける時に使う、盆栽用の“ケト土"をパチンコ玉くらいに丸めて根を包むのも良いかも!!!
今春、観音竹の鉢、水苔の上に“クラマゴケ"らしき15cm位の茎を見つけたのですが、何時の間にか消えてしまいました。 観音竹は毎日水遣りしてるのですが、増えもせず、触ったのが機嫌を損ねた様です。

投稿: 修学院 | 2012/10/15 23:40

翠云草我也用的,与兰花共生,翻盆的时候,满盆都是白色的翠云草的根,几年下来,不见得对兰花有什么影响,凡是翠云草茂盛的盆中,兰花也不错。如果翠云草长不起来,兰花似乎也不太好。翠云草需要深栽,水要多浇一点。

投稿: | 2012/12/01 16:28

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