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第36回一茎九華展示大会

          2010.5.2  富山       

ちと報告が遅くなりましたが、今年も日本の九華のメッカ富山に行ってきました。
今年は3月、4月の天候が不順で寒い日が続いたためか、開花が遅く花が間に合わなかった方も多かったとのことで参加は20名、約40鉢と例年よりちょっと少なめでしたが、それでも出てきた花はどれも見事なものばかりでした。
20100502toyama01
今年の金賞は蘭翁さまの程梅でした。私の「南陽梅」も道中の車の中でなんとか開花してくれて銀賞いただきました。
  南陽梅(銀賞)     程梅(金賞)     金嶴素(銀賞)     崑崙(銀賞)
2010050201nanyangmei2010050202chengmei2010050203jinaosu2010050204kunlun
蘭翁さんのホームページBLOGでも速報をすでに出されていますのでそちらからもご覧ください。
以下、順不同で出品された花の一部をご覧ください。花だけでなく、できるだけ葉姿と鉢あわせも見られる画像をUPしてみました。

今年は南陽梅の出品が多く、作り手、作場の環境の違いによる花軸、花の色や葉姿などの差を比較できたのは興味深いことでした。
.   南陽梅         南陽梅        南陽梅        老染字
2010050205nanyang_22010050206nanyang2010050207nanyang_22010050208laoranzi_2
北陸は日本春蘭の栽培も盛んでレベルの高い地域なので九華の作りにも良い意味で影響してると思います。
.   鄭孝荷         虞山梅         関 頂        翠 萼
2010050209zhenxiaohe_22010050210yushanmei2010050211guanding_22010050212cuie_2
虞山だとか、適円、老染字といった品種は正直、これまで舌がどうも下品であんまり好きじゃあない。と思っていたものですが、名人が立派に咲かした株を見ると見直してしまいます。
. 「適円」長寿梅?     解佩梅         解佩梅         程 梅
2010050213shiyuan2010050214jiepei2010050215jiepei2010050216chengmei
何回も花を見てよく知ってたつもりの品種でもいろんな人の作りを見せていただくと新発見多いです。
.   大一品         大一品         極 品         極 品
2010050217dayipin2010050218dayipin2010050219jipin2010050220jipin
仙緑もこんな好い花だったかと思いました。イメージを頭にインプットしておきました。
粗末に扱わず、頑張らなくっちゃ・・
.   仙 緑         金嶴素        温州素        翠定荷素
2010050221xianlv2010050222jinaosu2010050223wenzhousu2010050224cuidinghesu
この富山の九華展を初めて見せていただいたのは第25回目あたり、それから毎年通って、入会させていただいて29回目から出品もさせていただいています。
その間、物故されて中国語の意味での「先輩」になってしまった方も何人かおられますが毎年勉強させていただいています。

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コメント

happy01車内での「出産」が間に合ったようで、、
更に『銀賞』とはおめでとうございます。
それに『金賞』のアッパレな程梅が蘭翁(蘭王?)さんの出品とは皆さんがんばってますね。。。。

全景写真で、(中国の九花展と比べて)細い鉢が多く繊細な雰囲気の中、一鉢だけ豪快で野性的なのがあるって感じだけど、互いに引き立て合っているようでgoodannoy
はるばる運んだ甲斐がありましたね。

投稿: ル | 2010/05/06 08:56

富山行き、お疲れさまでした。
確かに、あちらの作品は上品に仕上がっていましたよね。
極品の葉姿があんなに品良く纏まるなんて信じられないです。
九華の作品としては一つの方向だとは思いますが、蘭迷さんの豪放磊落な作品もまた力強さに圧倒されて感銘深いものがありました。
一つの品種が作者によって色々な面を見せてくれるのが、いつまでも飽きないで付き合っていける要因なのでしょうね。

投稿: m's ran | 2010/05/06 20:55

>細い鉢が多く繊細な雰囲気・・・・
中国の展示会を何回か見て、同じ九華、同じ品種でもずいぶん趣きがちがうなあと思います。
北陸は日本春蘭も盛んでレベルが高い地域なので、九華の作りに対してもその影響がずいぶん出てると思います。
皆さん葉作りが上手です。学ぶべきところ多いです。

でも中国の展示会も面白い。本場にはかなわん!ってところ有ります。
どっちがどうだと単純に言えない。もっとお互い交流しあって影響し合ったら面白くなると思います。

投稿: 中国蘭迷 | 2010/05/06 21:04

皆さん大株を綺麗な葉作りをなされて居られましたね。
銅賞の極品、”王者香”銘の鉢、鉢のサイズが分かりませんでしたが7号クラスでしたでしょうか、こんなに綺麗な大株が作れるなんて信じ難かったです。
きっと大切に作られているのでしょうね、当棚の吹き曝しとは全く異なるのでは。。。

投稿: kumasan | 2010/05/06 21:35

「崑崙」は新花ですよね、どんどん出てほしいです。「適円」は「長寿」ではないかなぁ~多有得罪

投稿: yang | 2010/05/07 00:56

さすがyangさん!
「適円」については「長寿」ではないかという議論ありました。
「崑崙」は仮名だそうです。「関頂」に似た雰囲気があります。

投稿: 中国蘭迷 | 2010/05/07 06:02

お早うございます。まだ、HPの移転が上手くいきません。前のところに削除せずに残してあります。どうしたらイイのかPCと悪戦苦闘しています・・・・。bearing
さて、yangさんご指摘の「適円」は「長寿梅」のラベルで手に入れたものです。「適円」のラベルで手に入れたもの(一昨年出品)と同じ花でした。その時も「長寿梅」と指摘がありました。やっぱり、先輩方の指摘どおり「長寿梅」とラベル替えします。本当の「適円」が見てみたい・・。
仮名の「崑崙」は交配種(関頂×南陽梅らしい?)と聞いています。「富貴の光」と謂わば同坪?(笑)です。

投稿: 蘭翁 | 2010/05/07 10:44

谢谢兰迷先生与我们分享这么多美丽的照片,仿佛闻到了兰花的香味了。
与太仓的兰展相比,富山兰展的九华兰栽培普遍比较好,叶子长短基本一致,叶子焦尖的很少。这可能与栽培方式有关。
花盆基本上都是细、高的花盆,这或许有利于栽培,但是从欣赏的角度来说,花盆要与叶子的形状相配比较美观。比如说,金奥素用浅一些的花盆栽培比较好看,当然,这是我个人的看法,不一定正确。

投稿: 周旭明 | 2010/05/07 17:51

周旭明さんの書込、興味ありますが分かりませ~ん。高的花盆がどうのと言っておられるようですが・・・(笑)
高校時代に習った漢文なら何とかなるのですが今の文字は如何ともし難い。ね~、ル仙人。

投稿: 蘭翁 | 2010/05/08 00:26

>周旭明さんの書込

「たくさんのきれいな写真を見せていただきありがとうございます。香りが漂ってきそうです。
太倉の蘭展と比べてみて、富山の蘭展の九華はみんな好くできていますね。葉の長さもそろっているし葉先の傷みも少ない。栽培方式と関係あるんでしょうか。
鉢はほとんど皆細く背が高いけど、これは栽培に有利なんでしょうか?ただ、観賞の角度からいうと鉢と葉とバランスを考える必要があって、たとえば金おう素はもう少し浅い鉢の方が見栄えが好いように思います。あくまで自分の個人的な見方であって、必ずしも当たってないかもしれないです」

こんなところでしょうか。

投稿: 中国蘭迷 | 2010/05/08 07:10

分享fēnxiǎng:(喜びなどを)分かち合う
  中国のBBSで写真のUPに対する感想、お礼の言葉でよく見かけます。

yangさんのコメントでの
得罪dézuì:(人の)感情を害する.(相手を)怒らせる
「多有得罪」は「失礼しました」くらいの意味でしょうか。

むこうのBBSでは言葉を慎重に選びながら蘭界の重鎮的な人に対しても若い人が果敢に自分の意見をぶつけ論争しているのをよく見かけます。面白いし、うらやましく思います。

投稿: 中国蘭迷 | 2010/05/08 07:22

>鉢と葉とバランス

ハリネズミの様なくせ者葉姿の金オウ素には、
ウエストをキュッと絞ったセクシー体型よりも
腰が大きな安産型体型の方が見た目にも安心感
があるから、、と言う解釈なのですかね。。。
ある意味では、九花は春蘭・寒蘭よりも軸も太
く、花弁の細部のディティールの見栄えよりも
株全体の存在感に魅力がある種類ではないかと
思いますので、鉢の質感や柄も素朴な物の方に
安心感をおぼえてしまうのですが、逆の意味で
この様な単体でも繊細な美しさを持つ鉢にでも
合わせて上手に栽培し、見る者に緊張感すら感
じさせる演出の技には感服 coldsweats01 「多有得罪」

投稿: ル | 2010/05/08 13:58

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