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わかラン その③ 宜春 梅?

2年前だったか?お江戸のある花会で「宜春仙」の名札で展示されていたもの。
葉っぱも花も明らかに宜春仙じゃあないよね!なんだろ?ちょうだい!
と分けていただいたモノです。
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花だけ見ると大きさ、捧心、舌などの各パーツの形、色合いなど嘉隆にいちばん似ているのだけど雰囲気がずいぶんちがいます。嘉隆は別なところから来た株が2鉢あって、今年どちらも咲いたのですが、比べてみて「宜春仙?」のほうは嘉隆よりもまあるく優しい感じす。嘉隆は開花後まもなく捧心が開いてちょっと厳つい感じになるのに対して、「宜春仙?」は最後まで抱えたままで天蓋が開きません。
葉姿は反対に嘉隆は平葉でやさしい曲線を描くのに対して、「宜春仙?」は断面のU字が深く立葉です。
嘉隆の葉姿でこの花だったらよいのになと思います。
 嘉隆A(開花後3週間目)     嘉隆Aのアップ       嘉隆B(咲き始め)
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写真で見ると実物より両者似て見えます。。数年並べて見比べることにします。

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寒 バック

20100330yuki昨夜
帰宅時降り出した雨は
我が家に近くなった頃には
花吹雪ならぬ本当の雪の吹雪に変わって、
これは積もるかなと思ってたら、
案の定
朝起きると外は真っ白。
湿雪で道路は大丈夫なので一安心です。

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おとなのおもちゃ?

先週の土曜日は甥っ子の結婚式
ということで夢の超特急のぞみとこだまを乗り継いで行ってきました。
九州、関西、東海とバラバラに散った兄弟姉妹は婚と葬のときくらいしか一同に集まる機会がないのですが、同じ集まるならやっぱり白ネクタイがいい!
翌日曜(昨日)は岐阜に住む弟が最近、山奥に家付き田畑付き山付きの土地を買って大地主になったというので全員で見学することになりました。
延べ6000坪近く、山には水源とため池もあり。。
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長年人が住んでなかったため屋根は波打ち、床も抜け落ち、家も庭も畑も荒れ放題。
中古のユンボとトラクターも買い、毎土日、通っては少しずつ手を入れているとのこと。
20100321omocha0120100321omocha02
10年掛かりくらいの遠大な構想を持っているみたいです。
近ければ私も応援に駆けつけ、ついでに蘭を半分ほど預かってもらいたいところだけど・・・  当分は無理か。。

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ボケ

 最近、仕事してて「はて、自分は何しようとしてたんだっけ?」とか複雑な操作の途中で「どこまでやったっけ?」とわからなくなってはじめからやりなおすことがままあります。急速にボケが進行してるんだろうかと内心かなり焦っていたのですが、よくよく考えたらそういうときは体は仕事してても頭は蘭のことやこのBLOGに書くネタを考えているなあと気が付きました。少し安心しました。
20100325bokeGongzuo
しかし、もともと鈍感で頭の回転はわるいところに、ボケてしまったら大変だ。
ボケ防止におとなのぬりえでもはじめるかな・・

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蓮瓣の季節

連日の雨、薄ら寒い日が続いています。
朝、通勤時の天神川沿いの垂れ柳の新緑がきれいです。
桜もチラホラ咲き始めました。
例年だと我が家付近の桜の開花は市内より10日~2週間遅いのに今年はあまり変わらないように思います。
桜の便りとともに蓮瓣も咲き始めます。
      白蓮瓣             碧 蓮             春剣素
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開花した花もいいけど、つぼみを眺めているのも楽しいな。
この写真は日曜(3/21)に撮ったものでもう開きつつあるものもあります。
.      媼              維西雪素            小雪素               
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一花はもうくたびれた花もあるものの、このところの寒さのおかげでまだまだ頑張ってるの多いです。

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わかラン その② 「衣殻梅」

だいぶ前にお江戸方面のさる業者から「衣殻梅」の名前で入手したものです。
名札が珍しいので買ったのですが、鈴木吉五郎氏が命名したものだとのことでした。
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なんや、わかっとるやないか!と言われそうですが、いろんな本を見てもこんな名前見たことないし、実物も他にみたことありません。
どなたか「衣殻梅」の由来、いきさつなどご存じの方おられたら教えてください。
葉を見ると葉姿、葉のつや、独特の葉折れのクセは老十円にそっくりです。
今年初めて2輪咲いたのでUPしてみます。
2花とも小さくてまだ本咲きとは言えません。
ただ包衣がすごくきれいで、しかも一番上のだけでなく2番目の下の包衣まで緑色をしています。“衣殻”とは“包衣”のことだと思うのでこの花が吉五郎氏命名の本物ならば包衣が花瓣化してきれいな緑色を呈する特徴を「衣殻梅」と名付けたんではないかと想像します。
老十円はよく変わった咲き方をするので、いろんな別名がついていることがあります。
集円と老十円は同じものであることは《同心録》に書かれていますし、よく万字に化けたり、以前入手したことのある「桃石花」も、「畹香」も老十円でした。
(と私は判断しています)

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今年咲いたわかラン その① 天興梅?

去年「天興梅」と「円良梅」に咲き分けた「天興梅?」は4花上がって4花とも「円良梅」咲きに咲きました。
この咲き方をすると花瓣だけでなく、包衣も丸く厚く赤い筋が消えて浄緑色になる傾向があります。
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こう咲くと「天興梅」咲きするときと同じ花とは思えません。
由緒正しい天興梅を入手して、しばらく並べて栽培してみなければと思っています。

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翻 盆

ないと思ってた大一品にもつぼみ来てた。。
20100322huafanpen
鉢から抜くのも大変だけど、これからがまた大変。一花の九倍手間かかル。
年いくと植え替えがめんどうで弱らす人も多いんですよね。

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緑英のつぼみ

20100321luying
別に・・
のぞき見してルわけではありません。
のけぞってるんで見えてしまうんです。。

庭に出して水やりと撮影してたら
黄砂混じりの雨が降ってきて
葉っぱがずいぶん汚れてしまいました。


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ちっちゃくても宋梅

今年の我が家の宋梅は1株1花が多いです。
左のは葉姿が小振りだから花が小さいというわけではないのですが・・
今年はかわゆく咲きました。
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右の花も特別大きいわけではありません。普通です。

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天 緑

                         〈編集中〉
天緑らしくよく咲いてくれました。。
右の花の包衣がすこし痛んでいるのが玉に瑕だけど《蘭華譜》の“満州国皇帝陛下への献上品”よりもうちの天緑のほうがちょっと勝ってるんではないだろか!?と内心思ってます^^
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《中国ラン》の写真みて「これ要らないリスト」に入れていた品種だったので富山の先輩宅で見せていただいたとき「こんな好い花だったんだ!」と思い後日分けていただいたら、家にも実は別な名札が付いたのが已にあったのでした。
これは富山から来た株で形見の天緑です。

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おくちの黄花

             は帽子は無用。。
今年もきれいに咲きました。

        ① だだこ~                   ② ずべん
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.        ③ あいのこ?                 たすけて~~
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さて、地上に出られず黄色い悲鳴を上げているのは①~③のどの花でしょう??

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寰球荷鼎

初めて寰球の花を見たときの印象は「琥珀ってこんな汚かったっけ」だった。
花形は確かに荷花瓣中、翠蓋と並んで最も好い と思う。
今年二鉢咲いた。もう一鉢あったけどおばちゃんに持って帰ってもらった。
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見方によっては「渋い」とも言えるけど、、あの嫩緑色のほうがいいな。。
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これはこれで、ときどきなんかの拍子にすごく好く見える花です。

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おかえり^^  珍蝶 回来了!

 最近の中国では奇花がおおはやり、どこの展示会でも網上でも内蝶、外蝶、多瓣花ともうげっぷが出そうなくらいありとあらゆる奇妙奇天烈な奇花のオンパレード、ちっとも珍しくない感じがします。
 私は奇花は緑雲と珍蝶ふたつあったら充分、あとは要らないや派です。
珍蝶は蘭やり始めてすぐに入手して、初めの頃はよく殖えて会員仲間のあっちこっちに行ったのですが、新子が続けてこけて以来じり貧状態、ここ数年花を見ていません。
先日、先輩とこから殖えたのを半分返してもらいました。そのまた半分を先週我が家の一人蘭展に来られたおばちゃんに分けた残りが写真左の左、右は本家のじり貧株。
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大株名人の株は葉も長大になりすぎて、私としては可愛い珍蝶はもう少しコンパクトに作りたいと思うのですが。。
思うような株になるのはどっちが早いだろ!?

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楊氏素荷

民国庚申(1920年)寧波の楊祖仁氏発見。
咲きはじめから最後まで花形がくずれることがない、まちがいなく名花だと思います。
この花は地際で咲くのがまた好い。
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看起来好吃。。! おいしそ!!

今年はお休みだと思ってた超デカ九華に花芽が上がってた。。親指くらいあるかな!?
我が家に来てから出た葉も山葉と同じくらい葉幅をひいてルし・・
       超デカ9華の花芽              「南陽梅」の花芽
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「南陽梅」も今年はつぼみ小さいなあと思ってたらいつの間にかふっくら太って、おまけに数も増えてル。。
今年の富山の九華展はこれで勝負するか!!?

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中国的“の”

 その昔、日本は中国から表意文字である漢字を取り入れて、表音文字として楷書から片仮名を、草書から平仮名を発明しました。
 今、中国の町を歩いているとオモシロ日本語をよく見かけます。たいていは日本人客向けの表記であったり、国内向けであっても輸出用の上物だよと見せかけるためだとか..あと日本でもTシャツや看板でもやたらと英語やその他の欧米語が氾濫してるのと同じで一種のファッションなのかもしれません。
ところが、“の”の字は実際に中国の文字として定着しつつあるんだそうです。
発音も“no”ではなくて“de”(デじゃなくダとデの中間みたいな発音)と読むそうです。

     無錫恵山公園の売店にて           蘇州観前街あたりで20090410wuxi_220090227suzhou_2
「鮮の毎日C」は飲んだ後、記念に空き瓶を持って帰って部屋に置いていたのですがいつの間にか無くなった。老婆に棄ててしまわれたみたいです。
「優の良品」は道路の反対側から見ただけで中に入ってないのですが、香港系のお菓子屋さんらしい。AJIICHIBANという文字も見えます。なんで「優良の品」ではなくて優と良の間に“の”が居るんだろ?「中の上」とか「下の下」みたいなもんだろうか?

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瑞 梅

この鉢は今年はよく咲いてくれました。
確かに舌、角張ってますね。首の赤いこと。。
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宋 梅 (水仙咲き)

このくらいの舌の状態がちょうど劉海舌
舌の紅点は出ても出なくてもそれなりに好いけど、主副瓣に赤い筋が出ないように咲かすにはどうしたらいいんだろう?
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まあ、中国蘭はあんまりこういう風に咲かせようなどと人間のワガママを押しつけず、
ゆったり育てて無心に咲いてもらうのがいちばんいいのだとは思うのですが・・・

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龍 竜 龙

中国春蘭四天王のひとつ、中国では宋梅とともに「国蘭双璧」とも呼ばれています。
“姚一色”という別名もあるけど、日本ではこの名前で呼ばれることはありませんね。
          龍 字
20100310longzi02_2「竜字てなんだべ?」
「龙字のことだよ。日本の簡体字では
“龍”を“竜”って書くんだ」
こんなやりとりを以前、中国の蘭花網のBBS上で見たことがあります。
そういえばあちらで“龍”の字は今でも古い名所旧跡の由緒書きや看板で見ることはできるけど、“竜”は見たことがないなあ。


ひょっとして、“辻”や“峠”と同じように“竜”はメイドインジャパンの漢字なんだろうか?
しかし龍はもともと中国から来たもの、古くは皇帝のシンボル、今でも中国のシンボルみたいなもの・・・

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宋 梅

今年なん鉢か咲いたなかでいちばん品よく咲いた宋梅
凛としてなかなか存在感のある花です。
宋錦旋さんがこの花を初めて見たときの驚きと喜びがよくわかります。20100310songmei0220100310songmei01
でも、この株でたった2花ではなーー
せめてこっち向いて5花は咲いてほしい。なかなかうまいこといきません...

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早咲き?それとも遅咲き??

       邱北冬蕙蘭素心
20100306qbeisuQ北素が咲いた。。

毎年12月頃に花芽が伸びるのですが、蕾が横を向いたところでそのまま冬眠してしまって去年は4月初めに、一昨年は5月初めに咲いたあの株です。
毎年ちょうど一ヶ月ずつ早くなっています。
このぶんだと10年後には・・・??

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豆瓣素心

葉折れもまた楽し・・・
20100228doubansu0120100228doubansu02
宋梅や元吉梅のような正統派の葉姿もよいけど、こんな飄々とした葉姿も好きです。
鉢は小柴鉢のほうが似合うかな・・!?

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龍字のつぼみ

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龍字は包衣の緑がきれいな花だけど

この龍字はとりわけ

毎年鮮やかできれい。。

な気がする・・

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蕭山蔡梅

これもよれよれに咲きやすい品種だけど
今年はなんでかこの手の花が素直に品よく咲いてル。なんで?
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祥 字

 今年は祥字がことのほかきれいに咲いてくれました。
これまで何度か花は見ているのですが、いつも蕾のうちから包衣や花瓣の先が黒く痛んで、よれよれに咲いて、正直名前はいいけど大した花ではないな、こんなんいランわ!と思っていたのでした。
ことし二鉢ともきれいに咲いて蘭友のKさんがこの花に惚れ込んでいるのがわかりました。写真より実物のほうがずっと可愛くて好いのですが
           祥字A                   Aのアップ
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 Aのほうは3本4輪上がり、2花咲きのうちの上の花はいつものように瓣先が黒く痛んだものの、下の花がきれいに咲いてくれました。色白の澄んだ緑で細い如意舌が可愛い。葉姿も露受け葉を交えてなかなか端麗です。
下のBは別な鉢、これもまあまあきれいに咲いてくれました。
           祥字B                  古文献の祥字
20100228xiangzi04Xiangzi00
.                          ↑↑牟安祥氏の《蘭蕙縦横》より拝借
 この花、主副瓣の瓣もとの縁が円梅のように後ろにまくれやすく極端に反ると瓣もと数ミリが細く先だけが丸く見えて、更に瓣先から黒く中心に向かって痛んでくると非常に見苦しくなります。
 牟安祥氏の《蘭蕙縦横》の文章はまだ精読してないのですが、今回の咲き方を見ると《蘭蕙小史》の白黒写真に中宮(棒心と舌)の様子がよく似ています。《続蘭蕙同心録》の画は肝心の中宮の様子がよくわからないけど、文中の「花軸は細く如意舌で蚕蛾棒心」というところは一致しているように思います。
 2鉢とも元は同じでこちらのKさんから頂いたもの。Kさんのふたつ前をたどるとお江戸方面の迷門ではなくて名門の御店から出たものだということですから古くからこの名前で伝わっているものだということは間違いないようです。

 中国の蘭書を見るとまったくちがったいろいろな祥字が見られます。
祥字、朱祥字、祥字仙、栄祥梅、祥興梅、入れ混じって混乱しているようですが「祥」の字は吉祥、瑞祥などというように縁起のいい文字だから蘭の名前にも人の名前にもよく使われています。どれが本物、どれが偽物ということではないんではないかと思うのですが由来は判ればそれにこしたことはないと思います。

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