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「慶華梅」の謎

ネタは山ほどあるのですが整理ができなくてなかなかアップできません。
先々週の中国に続いての、先週(4/18)のお江戸お花見の旅でもいろいろと思わぬ収穫がありました。

お江戸での収穫 その1 
不思議なご縁で松村謙三氏直伝のお棚を拝見させていただくことができました。
なんと1週間前に中国金壇の九華展でこれこそが本物の慶華梅だと見せてもらった花と同じ花が咲いているのを見ました。ちゃんと慶華梅の名札が付いていました。

      謙三氏直伝の慶華梅        慶華梅(劉梅)    潘緑梅(慶華梅
20090418songcunqinghuamei_220090411jingtanqinghuameibushiliu_220090411jingtanpanliumeibushiqing_2
・                 中央と右の2枚は江蘇省金壇の九華展で撮った写真
・ 記録によると謙三氏は昭和12年に初代小原京華堂からと昭和40年に金沢の成瀬氏から慶華梅を入れているとのこと。左上の慶華梅がどちらかはわからない。

・ 中国では日本と中国の新旧の蘭譜を比較検証しながら議論するなかで、日本の文献に載っている「慶華梅」の写真が戦前、戦後で入れ替わっていること、
蘭華譜の上田省一氏(当時上海在住)の写真が本物であろうということ、
80年代以後の里帰り品の「慶華梅」はほとんどが「潘緑梅」で「劉梅」や「楼梅」の名札の付いたもののなかに本物の「慶華梅」がある と言われています。

・ 以前、富山の先輩方から「慶華梅にどうも大型と小型と葉姿のちがう二種類がある」という話を聞いたことがありました。その時は九華は一度痛めて小さくなるとなかなか大きくならないので作によるちがいではないのかなあと聞いていたのですが、中国でのネット上の議論を見てもしや?と思っていたのでした。
今回それが確認できたのでした。

・ 私の持っている「慶華梅」は花を見たことのある元の持ち主によると今中国でいわれている「潘緑梅」だとのことでした。
私の棚にまだ花を確認していない「潘緑梅」も「「劉梅」も「楼梅」もあるのですがはたしてどんな花が咲くことでしょう? 楽しみ というか・・・・・

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コメント

慶華梅は謎が解けそうですね。(九花をそれほど沢山見ているわけではありませんが)私もこのタイプは始めてみました。
秋字と端蕙梅もそっくりだと思いましたがあと何年か追加観察が必要だと主増した。そのほかにも宝蕙と仙緑、虞山梅と長寿梅など、混乱している例がいろいろありそうです。中国の蘭人の皆様と協力して少しずつでも確かめられるとよいのですが。

投稿: すずき | 2009/04/27 23:15

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