« 滄浪亭(その4) | トップページ | 日本 京都府立植物園 »

滄浪亭(その5)

                2009江蘇省春蘭展見聞記 (2/27-28)

美術館のもう一つの部屋は蘭に関する書画や古書が展示してありました。
正直身震いしました。ここを見ただけでも来たかいがあったというものでした。
20090228suzhoulanhuazhan02320090228suzhoulanhuazhan024
小原榮次郎の『蘭華譜』や呉恩元の『蘭蕙小史』の元版
“大富貴”の生原稿は『小史』に収録されてるのとちょっと違う。文章はほぼ同じだけど、、不採用の原稿か!?左下の右端は唐駝先生のPOST.CARD
20090228suzhoulanhuazhan02520090228suzhoulanhuazhan026
『蘭蕙同心録』とその著者許羹梅のハンコや直筆の扇面。 『蘭言述略』は私も最近台湾での復刻版を入手したけど
『周斗山蘭譜』ははじめて聞きます。どんな内容なんだろう?
20090228suzhoulanhuazhan02720090228suzhoulanhuazhan028
『費夢仙蘭蕙譜』の彩色の精緻な原画9点も見ることができました。
この蘭譜は牟氏の新著『蘭蕙縦横』のP1039-1041に解説が載っています。
デジカメのなかった昔の蘭人は花が咲いたらこんなふうに筆でていねいにその姿を写し取ったんですね。
20090228suzhoulanhuazhan02920090228suzhoulanhuazhan030
投機目的のランバブルがはじけてこれから中国の中国蘭はいよいよおもしろくなっていく、楽しむ蘭になっていくな との思いをした蘭展でした。いい展示を見せてもらいました。来てよかった!と思いました。

|

« 滄浪亭(その4) | トップページ | 日本 京都府立植物園 »

コメント

これは凄いところに行けましたね!
読めなくて理解できなくても実際に目にしたいものです。
さて、この総合的に蘭を愛でる蘭文化って日本には育つんでしょうか?

投稿: そんちょ | 2009/03/06 22:44

>楽しむ蘭になっていくな・・・
そうなるんだったら、「いい流れ」ですね。蘭迷さんの眼力に期待をしております。それにしても、本当に気持ちをそそられる展示物ですね。 

投稿: 蘭翁 | 2009/03/06 23:34

まるで聖地ですね・・。

原画のUpありがとうございます!!
好きなひとには涙もんですね。。

投稿: わかいゴ | 2009/03/07 21:28

ところで、古鉢と書画、古書籍の展示会場になっていたこの美術館、もともと中国伝統の水墨画とかの美術館ではありません。
颜文梁という洋画家が創立した油絵の美術専門学校です。文革時には迫害されたが後復権、功績を認められ氏を記念する美術館となったそうです。
こんな絵を描いた人です。

蘭と蘭を愛好する人たちも文革時はブルジョア趣味として迫害を受け絶え絶えになっていましたが、80年代以後徐々に復活、盛んになって今に至っています。
年配の愛蘭家はきっと万感の思いでこの展示会を見ていたのではないでしょうか。

投稿: 中国蘭迷 | 2009/03/07 21:49

着いた2/27夕方と2/28の朝から昼過ぎまで2日間この蘭花展を見学して、私以外日本人はおらんなぁと思っていましたが、帰国したらyipu@蘇州さんからコメントとTBを頂いていました。蘇州新区に駐在の日系企業の方のようです。異国でのお仕事ご苦労様です。
ひょっとしたらニアミスしていたかもしれませんね。

投稿: 中国蘭迷 | 2009/03/07 22:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55262/44264102

この記事へのトラックバック一覧です: 滄浪亭(その5):

« 滄浪亭(その4) | トップページ | 日本 京都府立植物園 »