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牟氏の草稿作法

先日紹介した牟安祥氏の『蘭蕙縦横』を受け取ったとき、“目下第3冊目の本を執筆中で1,2年後の出版の予定”とのメールをいただきました。
その草稿だと思われる文章を「中国蘭花網」のBBS上に昨年末から次々と精力的に発表されています。

○ 古蘭譜に記録された春蘭(一花)老品種の選育時期一覧
○      〃      蕙花(九花)老品種の選育時期一覧

     ずいぶんたくさんの蘭蕙名品が先人たちに発見され選別命名されながら
     その多くが絶種してしまい、ごく一部が今に伝えられていることがわかります。
○ 山客と蘭客
     山客、蘭客とは江浙地方の山村で農林業の傍ら、山で蘭蕙を採取し売ったり
     栽培選別したり、仲買をしたりして生計を立てていた人たちのこと。
     蘭農ともいう。蘭蕙の歴史にそのほとんどは名前は残っていない。
○ 異名同品種 について思うこと
○ 九花「老蜂巧」について
○ 「慶華梅」と「劉梅」について
○ 「秋字」の謎--緑茎か赤茎か?はたまた現存するのか?

     「秋字」は『蘭蕙同心録』に緑蕙としてはじめて登場、『蘭蕙小史』には
     「失伝名種」として白黒の絵が載っている。ところが最近花柄が赤く彩色
     された水墨画が見つかり、『総合種苗ガイド・古典園芸植物編』の小原
     秀治郎の文中に日本にあるとの記載がある??
     が、80年代以後里帰りした多くの品種のなかに「秋字」はない???
などなど・・・
氏の著作はこんなふうにまずネット上に、先人たちが書き残した文献記載の比較検証や自身の見聞からの研究成果を発表、それに対して全国から多くの蘭人の見解や異論や新資料が寄せられ練られて、最後本となっています。
「秋字」については私もBBS上では初めてだけど議論に参加してみました。

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コメント

う~ん、そうなんですか!勉強になります。
私も「秋字」って名前を初めて見つけてビックリしました。中身(中国語)はまだよく分かりませんが・・・・

投稿: 蘭翁 | 2009/02/02 18:10

「秋字」の名札が付いた九花は以前一度お江戸のさるお棚で拝見したことがあるのですが、端蕙梅とそっくりで、たぶん「秀字」の書き間違いではなかろうかと思いました。
日本語では発音が同じだから...
そんなことを書き込みました。

「端蕙梅」と「秀字」もはたして別ものなのか、同種異名なのか、よくわからないんですよね。。

投稿: 中国蘭迷 | 2009/02/02 21:47

劉梅の記事は前にみつけてたんですが、、
やっぱり読めないのが辛いです。。
それで以前、古本屋で劉梅の写真を
探し回ったんですが、、
どうも他の花に似てて・・。
実際どうなんでしょう??
去年分けてもらったんですが劉梅って一体??
知るのが怖いような気も。。。

投稿: | 2009/02/05 00:53

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