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首が回りません..

つぼみのまま年を越して、最近咲いた杭州寒蘭、上を向いたまま咲こうとしています。
1茎多花咲きのシンビジウム属蘭は9華にしろ寒蘭にしろ、一般に天を向いていた蕾が90度向きを変えて水平になると同時に花柄をギリギリと180度回転させて主弁が上に、舌が下になるように正開して咲きます。
(90度外を向いただけでは花は逆さに咲いてしまう)これを中国蘭の用語では
“転茎”(あるいは“転身”、“転挖”、“転宕”などとも)いうそうです。
ところが寒さのせいか(それとも世の中あまりに景気がわるいため?)首を回すことが出来ません。花弁もシャキッとせずヘロヘロ咲きです。
これが実は我が家の杭州の例年の咲き方。。去年は異常気象でマトモに咲いた??
     杭州2        とその全体                  杭州10
090117hanzhou0202090117hanzhou0201_2090117hanzhou1001
上の見事な環垂葉の杭州2、去年村から来たときはけっこう濃い赤花だったように記憶しているのですが...
   9華の果実
090117hua_2 ところで“転茎”には続きがあって、花が受粉すると子房をふくらませながら、こんどは逆回転しながらまた上を向いて小排鈴のときと同じかっこうに戻ってしまいます。
結実すると株に負担がかかるからと早めに花ちぎってしまう人多いけど、ふくらんだ果実がカラカラになって粉みたいな種子を風に飛ばすまで鑑賞するのもけっこう面白いです。
元気な株はこれぐらいでは弱りません。

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コメント

>種子を風に飛ばす

九花ならばたしかに風情があるのですが、杭州の場合
貧弱な株が多いので、積極的には受粉させたくない気分です。

その多くが発芽成長してくれルのであれば嬉しいですがね。。。

投稿: ル | 2009/01/19 08:03

私、貧弱な蓮弁の株にもけっこう実らせて楽しんでますけど、、
だから増えないのかな!?
しかし、、セッコクはしばらく植え替えないと株元にかってにたくさん小さい実生が生えてくるけど、シンビ属は発芽しないですね。。

投稿: 中国蘭迷 | 2009/01/19 12:48

開花にはある程度の温度が必要らしいです。
花に水分が登らないみたい。
村では12月中旬下旬の花が一番しっかりしています。

蘭の種・・・今日はじけて埃みたいな種を撒き散らしていました。

投稿: そんちょ | 2009/01/19 19:35

杭州2は・・
紫色フクリンにみえますね。

投稿: ゴ | 2009/01/20 03:34

>粉みたいな種子を風に飛ばす・・・
私も昔、月夜の晩に金粉のような種子を飛ばすのを長生蘭で経験しました。神秘的でした。

投稿: 蘭翁 | 2009/01/24 23:34

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