« 残暑お見舞い! | トップページ | 納涼古本まつり »

蘭蕙趣聞

通っている中国語教室では「会話」の講座が終わって、今、この本をテキストにしてもらってます。
     『蘭蕙趣聞』
        莫磊 陳徳初 編著  
        2001年 香港百川文化出版社 発行
        38元
HSK、中検受験や日常会話にはあんまり役に立ちそうにないけど、私が中国語を学習し始めたのはもともと、中国で次々と発行される蘭書を読みたいのが第一の目的。
辞書引きながらの独学ではどうしても判らない江南方言や背景となっている習俗・文化をネイティブ老師に教えてもらえるし、蘭については素人の老師に判らない業界用語についてはこっちから説明する ということで楽しみながら「勉強」することができます。
しかし、大きい文字に打ち直して(本は字が小さすぎて読みにくい)、発音と意味を調べて音読、予習はけっこう大変です。

CuigaidegushiLanhuiquwen

『同心録』や『小史』が書かれた清朝末~民国時代の蘭栽培が盛んだった頃の江南地方の蘭にまつわるお話が30話ほど。競って名蘭を求める大老板蘭痴蘭迷たち、一攫千金を夢見て深山幽谷に分け入る蘭農たち・・・
往時の蘭に関わる人達の様子が、いきいきと描かれています。登場人物はほとんど実在した人たちですけど、あくまで故事、必ずしも史実ではなくて、民間に伝わる話を元に面白く再構成した「三国志演義」みたいなもののようです。
このBLOGを始めた時に紹介した「宋梅の故事」「老十円の故事」もこの本に載っています。

|

« 残暑お見舞い! | トップページ | 納涼古本まつり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55262/16074275

この記事へのトラックバック一覧です: 蘭蕙趣聞:

« 残暑お見舞い! | トップページ | 納涼古本まつり »