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お江戸 お花見 見聞記(その3)

2月26日
Engetukyo奥地の蘭の会場へ行くのに、近道して小石川後楽園を通り抜けしたら、ここはその昔、日本に亡命してきた明の遺臣朱舜水の作であることを知りました。
朱氏ゆかりの庭園に隣接して日中友好会館があるのも面白い。
日本で選別命名された中国春蘭赤花の“朱舜水”
(本によっては朱瞬水、あるいは朱瞬酔となっているのもあるが..)はおそらく、この人の名をとったものではないかと思いました。黒崎陽人著『東洋ラン・花物』は“舜水”で<昭和28年、千葉の岩村保氏が命名>となっています。
園内の円月橋は中国江南の水郷でよく見る石橋とはちょっと趣がちがうなあと思ったら、舜水の弟子の日本人が師匠の指導のもと作ったものだそうです。
“後楽園”の名も朱氏の命名で范沖淹の「岳陽楼記」の「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」からとったものとのこと。
前の句はともかく、わたしも我が宋梅会も世間の楽しみにだいぶ遅れて楽しんでいます。

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コメント

>世間の楽しみにだいぶ遅れて楽しむ

軽薄な世間の流行には惑わされず、本物だけを愛でる。
冷静で賢い生き方、、「・・・迷」の名前とは大違い!

投稿: ル | 2007/03/02 07:45

>「・・・迷」の名前とは・・
いえいえ、90歳過ぎても迷い惑わされながら楽しんでいると思います。亡き師匠もそうでした。

しかし、こんな庭園とかお寺の庭に9華地植えして楽しんだらいいでしょうね。無事生きながらえたとして10年経っても花見れるかわからないような2、3本にちぎられた小苗が法外な値段で売買されてるのは悲しい。

投稿: 中国蘭迷 | 2007/03/02 12:37

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