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黄衣仙の花

070331koisen中国春蘭銘鑑の最下段の末席に載ってるこの花もこうして見るとわるくはないですね。
日本人選別命名の黄覆輪の葉芸品。
花には覆輪は入らないし、江浙地方の伝統命名法からいえば“仙”ではない、竹葉弁の行花だけど上品な花です。

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春緑梅???

96年に地元の草モノの交換会で「春緑梅」の名札で入手、葉っぱが増えるだけでいっこうにお顔を見せてくれなかった蘭がはじめて咲きました。「春緑梅」とは有りそで聞いたことない、どの本ひっくり返しても載ってない名前、どんな花咲くのか、ずっと楽しみにしていたのですが... よくよく見ると、独特の赤いぼかしを流した可愛い舌点と真ん中から折り目正しい主副弁は「小打梅」君では!?。
その昔、蘇州山塘の花屋の店先の山採り品の山のなかで咲いてたのはきっとこんな咲き方してたんでしょうね。
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展示会のときまだ蕾だった大雪素と瑞梅も咲きました。
           瑞梅                     大雪素
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上海梅??

我が家は今、1華が真っ盛り、
蓮弁や春剣も早咲きのがぼちぼち開き始めました。

棚下で咲いた春蘭。「2005.4.1上海」の札が差してあります。
こんな真っ黒な蕾があがり...
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どんな花が咲くかと思いきや..
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まあ、まったくのハズレでもなかったか..!?香りあるし、花形もまあまあだし..
実はこの花、2年前上海の某花鳥市場で買ったモノ。買ったときは梅弁の新花が一輪咲いていました。条2000元が5条1200元になったものの、馬のしっぽの毛で駄花の株を結わえ付けて増量することがあるということは聞いていたので10数条あったうちの「花着いてるこっち側もらっていいか?」と聞くとおっさん、あっさり「いいよ!」
ホテルに戻ってさわったら花軸がすぽんと抜けて、「やられたっ!」 別な花が差してあったのでした。緑雲タイプや余胡蝶タイプの新花もたくさんあったけどあれ全部偽物?
市場入り口右手の店のおっさん、店構えていても、紹興出身だという身分証明書や日本人の名刺みせられてもだまされないようにしましょう。

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辛苦了!

お寺での展示会無事終わりました。
遠路はるばる特別出展していただいた方含め、多くの方にご来展いただきました。
ありがとうございました。おかげさまでいい展示会ができました。(と思っています)

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不行き届きのこと多々あったかと思います。ひらにご容赦ください。
また来年に向け頑張ります。

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蘭展二日目..

Chokan蘭展二日目の朝は外は雪です。
この辺は積もるかな?
地元京都新聞の朝刊に紹介されてました。
夕べはお寺に車を置いて帰ったのでバスで出勤です。

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蘭展初日

京都宋梅会蘭展初日、お天気もよく
そんちょさん、ルさん、おとさんも特別参加でかけつけてくださり盛況でした。
和室で蘭ながめながら、お茶のみながらおしゃべり、なかなかいい感じです。

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疑春仙 ??

今日は仕事休んで明日からの展示会の準備です。
藪の中で咲いてる花引っ張り出したら あんた、花びら出す数まちがえてるよ!
それで隠れてたのか... 他の9花はまっとうな宜春仙です。
    ちょっとふてくされた?宜春仙         真面目に咲いた宜春仙   
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遠路はるばる参加していただくみなさん、くれぐれも道中お気を付けて..
お待ちしてます。

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またまた 我是誰???

愛知県の上海人さんから特別参加の二鉢が届きました。謝謝!!
どちらも葉姿もよいし、すごく可愛い花です。
         我是誰?梅                 我是誰?仙 
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対面からのご対面は展示会当日会場にて.. 今日は後ろ姿をご披露します。
ご本人は日曜朝の新幹線で来られるそうです。

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小さいけれど天下一品!!

070311cuigaiまだ土をきったばかりの蕾がふたつ着いた翆蓋を教室に持っていったら暖房の効いた室内であっという間に花軸を伸ばし咲いていました。
コロコロと可愛いこの花が好きでないひとはいないでしょうね。

ところで 翆蓋>ミドリのフタ ってなんだべ?
と調べたら『蘭蕙宝鑑』によると
<清の光緒庚子の年(1900年)紹興賈山頭村の蘭農胡七十が四明山にて発見、
当時上海で商売をしていた馮長生氏に売った。花が咲いてみると翆緑色がきれいで、蓋世無双(世にふたつとない)の小型荷花弁だったので馮氏は翆蓋と名付けた>とあります。蘭蕙の名前としては発見者や持ち主の名前そのまんまの宋錦旋梅、汪字だとか、見たとこそのまんまの大一品、逸品、緑英(緑がすばらしい)といった安直な名付け方が多い中でちょっと凝った命名です。
1902年には蘭蕙小史の著者呉恩元氏の九峰閣にも入り、また、筆作りの名人卲芝岩氏もこの翆蓋が大変好きで、彼の工房粲花室に置いて愛玩していたそうです。
卲芝岩毛筆”は今でも書家で知らない人はいない有名ブランドだそうです。

それから百余年、いろんな人の手を経て、今、目の前に当時とかわらぬ花を咲かせていると思うとまた感慨無量です。

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中国蘭展のご案内

第14回 京都宋梅会の中国蘭展 を開催します。

    と き: 3月17日(土)、18日(日)
             AM10~PM5:00
    ところ: 建仁寺 別院 禅居庵 にて

Kenninji京都宋梅会は総勢10数名で中国蘭を楽しんでいる小さな愛好会です。
昔、故中村彌豫二先生によりタキイで開かれた東洋蘭講習会の同窓会みたいな形でできた素人ばかりの会で、正直、人様にお見せできるような展示会ではないかもしれませんが、内輪でわいわい楽しんでいます。
今年は遠方からの特別参加もあるのでちょっと面白くなりそうです。

会場の禅居庵は建仁寺内西南角にある塔頭、蘭渓道隆さんゆかりのお寺です。

建仁寺へのアクセス
  ○ JR京都駅よりタクシーで10分
  ○ JR京都駅より市バス4,5,17,205番で「四条河原町」下車徒歩10分
             市バス100,206番「東山安井」下車徒歩5分
  ○ 京阪電車「四条駅」より徒歩7分
  ○ 阪急電車「河原町駅」より徒歩10分
が便利です。


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久々の自宅

中国蘭はもう終わりというところが多いみたいですがうちでは1華が花盛り、蓮弁、春剣は来週の展示会には間に合いそうにありません。大雪素(中雪素?)は開いてくれるかな..?久々に昼間、家にいると雪割草が満開です。蘭の香りもすごい。
      蓮弁の蕾          春剣の蕾            雪割草
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昼まで展示会に出す株の準備をして、午後植物園に地元の洛風会の春蘭展を見てきました。さすが老舗の会、どの鉢も丁寧なつくりで立派な展示です。
夕方から村の寄り合いに行って帰ってきたらもう11時だ。

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遅まきながら

他所ばっかりほっつき歩いていたら、我が家でも咲き始めました。
いい香り。咲き始めは格別です。しかし行儀のわるいのも多い です。実は..
       宋梅             豆弁素心           白宋素
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     朶々香素心           元吉梅             祥字
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「元吉梅」「祥字」、この手の花はうまく咲かせるの難しい。この写真あまり参考にしないで下さい。「白宋素」はこの後花弁がもう少し伸びます。「張荷素(素大富貴)」とのちがいがもひとつよく分かりません。

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変な奇花

富山で見せていただいた奇妙な奇花です。
1輪、2輪咲いた花を見て品種を判定するのは難しいことだと思いました。

① 舞 蝶
教科書の写真でよく見るのは右端の花、副弁が後ろに反転せず垂れたのが舞蝶と認識していましたが簪蝶や笑蝶みたいな咲き方してるほうが多い。後ろに回ると正形花に近い花も咲いていました。
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② 貴 娘
これは日本春蘭ですが、余胡蝶咲きから、2枚舌、十文字咲き、蝶咲き、片蝶咲き、真面目な正形花まで8花上がった花がひとつとして同じものがない、1株に奇花咲きのオンパレードです。けど葉姿よく、素心なので決して下品でないなんとも不思議な花でした。
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③ 珍 蝶
これは狂うことない奇花と思っていたけど右端の花形ちょっとおもしろい。

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④ 九華蝶咲き 「天山飛蝶」
『蘭華譜』に蝴蝶というよく似た花が載っていますが、これは最近渡来した新花だそうです。
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カメラ使いこなせてなくて変な色になって申し訳ないです。
しかし、金縁の錦鉢が全然違和感のない端正な立派な株がたくさんあるなかで、こんなのに目が行ってしまうとは、誰かさんのビョ~キが感染してしまったのかしら...?

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越中 お花見の旅

070305toyama3月3,4日と富山県愛蘭会の春蘭展を見に行ってきました。
蘭を見るのもいいけど、先輩、長老方の話聞くのがおもしろい。
おもしろい花いろいろ見せていただいて、ますます蘭が訳わからなくなってしまいました。


片道6時間、400km近くひさびさの運転、ちょっと疲れました。愛車ワゴンR よく走ってくれました。

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我是誰?

070302woshishei「天興梅?」で買った花が咲いた。
ぜったい天興ではないと思うけど、
「西湖梅」や「秦梅」や「桜梅」やいろんな名前で出回っているようです。
本人も首をかしげています。

明日は富山へ行って来ます。

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お江戸 お花見 見聞記(その3)

2月26日
Engetukyo奥地の蘭の会場へ行くのに、近道して小石川後楽園を通り抜けしたら、ここはその昔、日本に亡命してきた明の遺臣朱舜水の作であることを知りました。
朱氏ゆかりの庭園に隣接して日中友好会館があるのも面白い。
日本で選別命名された中国春蘭赤花の“朱舜水”
(本によっては朱瞬水、あるいは朱瞬酔となっているのもあるが..)はおそらく、この人の名をとったものではないかと思いました。黒崎陽人著『東洋ラン・花物』は“舜水”で<昭和28年、千葉の岩村保氏が命名>となっています。
園内の円月橋は中国江南の水郷でよく見る石橋とはちょっと趣がちがうなあと思ったら、舜水の弟子の日本人が師匠の指導のもと作ったものだそうです。
“後楽園”の名も朱氏の命名で范沖淹の「岳陽楼記」の「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」からとったものとのこと。
前の句はともかく、わたしも我が宋梅会も世間の楽しみにだいぶ遅れて楽しんでいます。

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