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テンコーバイ???

Tenkobai 今日は久しぶりに朝から青空、今のところ涼しくていいお天気です。
右の写真は今春ネットオークションで別々に入手したものです。
出品者も「天興梅」で入手したもんだけどちょっとちがう、なんだろう?ということでしたし、私もそれは承知で花の写真を見て面白いなと思って落札したものです。
「秦梅」といわれてるものの一部にもこんなのありますよね。昨年ドームに出品された「oe秦梅」の写真が中国の掲示板で紹介されて論議されているなかで「これ天興梅ではないか?」という意見がいくつか出ていました。天興梅ではないけどなぁと思っていたら、富山での先輩達との蘭談義のなかで、〈「秦梅」は昔天興梅のニセ物としてよく出回っていた〉とか〈こんなのは宋梅が条5000円くらいしてたとき500円くらいで売られていたよ〉という話を聞いて、中国にもそのまんまの名前で里帰りして混乱しているんだなあと思いました。
銘鑑の下半分あたりの品種は素直に安定して咲きにくかったり、いろんなものがごちゃ混ぜになってるのが多くて、正確に同定しようとすると同じ名札を片っ端から入手して何年か眺めてみる必要があるように思います。一方で間違いないけど気に入ってる宋梅や楊氏素、玉梅素なんかもついつい鉢数が増えてしまって困ったものです。
最近また中国蘭も興味示す人が増えてきたようですから、お金と置き場所が充分ある蘭キチか真面目な商売人さんにお任せして名札集めはいいかげん卒業(中退?)しなければとは思っているんですが...。

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コメント

今 咲いているのですか? まさかね。。。

まじめなランキチさんは なんでも集めたくなる習性があるから、永遠に満足できない不幸な人種かも・・・

σ(^^)は 中春は宋梅だけでも満足;それってフマジメか?

投稿: ル | 2006/07/22 17:35

>宋梅だけで満足
修行を積んで仙人の域に達するとそうなれるそうです。

写真は今年の3月2日でした。

投稿: 中国蘭迷 | 2006/07/22 17:46

仙人さん・・・、宋梅も一本づつ、バラバラにしたら芽変わりが出るかも知れないよ。

ところでこの蘭、komo1さんが「祥字」といっていた蘭にそっくりです。私のHPに「祥字」の画像が載っていますから比べてみてください。

投稿: narimune | 2006/07/22 19:18

あの「祥字」は実はうちにもありまして、今、見てきたんですが葉性は似ているといえば似てるけど、「天興梅?」のほうが葉幅が広くて紺地が薄いです。でもうちに来て間がないからしばらくいっしょに作ってみないとわからないですね。「祥字」は今年の京都宋梅会の展示会で会長が咲かして出してました。
緑がきれいでよく咲かすと好い花ですけど、私はちょっと苦手なタイプの花です。

投稿: 中国蘭迷 | 2006/07/22 20:15

右側の1鉢は僕はどこかで見たことがあるらしい、失礼ですが、光珠園さんからの?僕は「西湖梅」と思ってた。やはり捧心の部分は「天興梅」がもう少しゆるやか(幅広い、分窠)ではないか思うけど・・・

投稿: | 2006/07/23 00:08

ふたつとも光珠園さんからのではないです。
日本の中国地方からと近畿地方から来たものですが今年は同じようなのが全国あちこちでいろんな名前で出てましたね。
このタイプの花は花弁も棒心も舌もけっこう狂いやすいのでしっかり鑑別しようと思うと同じ株を環境の違う数人で分けて、数年かけて観察する必要があると思います。
同じ株からこんな咲き方と三弁一鼻頭に咲き分けたという話も聞いてます。
こんなのにこり出すともう泥沼ですね...

投稿: 中国蘭迷 | 2006/07/23 00:42

今年ネットで同じような花を「翠桃」として出品(女性の方)することを見たことがあります。ちなみに「天興梅」の花色はすごく翠緑です、写真ではどうしても少しずれるから、判断できないです。また雑誌の「秦梅」にうついて、中国の蘭友たちに聞き、みんな「西湖梅」と言っています。なぜかというと、「文咲」ではなく「武咲」だから。

投稿: | 2006/07/23 02:00

「文咲」と「武咲」という言葉は初めて目にします。今の中国での用語ですか。少し解説してもらえるとありがたいのですが・・・・。

投稿: narimune | 2006/07/23 06:41

>「文咲」と「武咲」
上に同じ。よろしくお願いします。

投稿: 中国蘭迷 | 2006/07/23 07:17

右側の写真の株、今年ドームで天興梅のラベルがついて売っていました。
小生「秦梅?」
業者さん「ア、ゴメンナサイ。花弁の先がくぼんだようになるし、舌も細くて天興梅の本物のほうがいいですよ」
小生「でも、持ってないから買っておこうっと」
葉の緑が淡い感じやあれ性の葉姿が天興梅にちょっと似ていたから影武者に使われたんですかねえ。

投稿: すずき | 2006/07/23 10:09

>雑誌の「秦梅」について、中国の蘭友たちに聞き、みんな「西湖梅」と言っています。
確かにそんな話に向こうではなってます。。
”なんで騒いでるだぁ?”みたいな。。

投稿: shang | 2006/07/23 10:10

中国語をそのまま使っちゃって、申し訳ございませでした。僕の日本語でうまく説明できるかどうか、分からないですが、本当は「咲」という字ではなく、中国語では「開」(开)と書きます。中国では同種の花でも、「文種」と「武種」があり、特に椿などによく使われています。ぴったりする日本語が知らないので、イメージとして、例えば、京劇には「文将」と「武将」があり、つまり「知識人」対「軍人やスポーツマン」、「動」対「静」、花の場合は、「対称」対「不対称」、「端正」対「反り返る」などのような感じだと思います。しかし、「武」と言っても、イコール「不対称」(アンバランス)でもなく、局部はアンバランスですが、全体としてバランスを取っている場合もあります。例えば、「余胡蝶」はどちらかというと「武」だすが、本咲きならば、バランスはとっていますね。関連言として、「正格花」や「整形度」などの用語もあります。また「武開」という言葉は、『中国蘭芸三百問』(P204)中にも出でいます・・・僕なりの解釈で、少し伝えられるなら、幸いです。
文字だけのコミュニケーションは難しいですね、フェースToフェースならば、目の前に具体的花があって、抽象的な言葉が飛んできても、なんとなく理解できるんですが、実はたくさんの言葉は、誰も説明してないのに、やはり皆そういう風に使っているから、だんだん自分も使えるようになったではないかと僕は思っています。

投稿: | 2006/07/23 11:27

大体ニュアンスとしては「静と動」という感じかと思われます。余胡蝶の場合は「動中静あり」と云ったところでしょうか。何となく分かったような気もしますが・・・。

投稿: narimune | 2006/07/23 13:17

上海人さん:謝謝!
なんとなくわかったような...
でもまだ花見て使えそうにはないです。
女性的、男性的といったたとえともまたちょっとちがうんでしょうね。

私は京都弁でいうと“はんなり”した感じの花が好きです。
生粋の京都人ではないのでこの言葉もどれだけわかっているか? なのですが...

投稿: 中国蘭迷 | 2006/07/23 22:06

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