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華字の花

今回富山で入手した華字の花です。
兜はありませんが荷花弁と言いたくなるようなふっくらしたやさしい花容です。
舌も広くていい色です。葉は中細、半立葉といったところです。
昨年出品されたときの同じ株の花も並べてみます。
        華字(2006年)                華字(2005年)
2006kajiKaji200505toyama

『中国ラン』(誠文堂新光社)の対談(P144)では「カブトは浅め」となっていますがなにかのまちがいではないでしょうか。『蘭蕙小史』の記述では剪刀(はさみ)棒となっており、これは兜とは言えないと思います。
『蘭華譜』にも〈「大一品」に匹敵する名花なれど棒心に兜なきためか緊張味に乏しき感あり〉とあります。
いずれにせよ、昨年展示された花を見てすごく好い花と思いゆずって頂きました。

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コメント

黒崎陽人氏の『東洋蘭・花物』の説明では〈棒心は長形の剪刀棒心でほとんどかぶとの肉を感じないくらい薄い〉とあります。たしかに仙霞や翆定荷素のとがった棒心より先が丸くこれを有賀氏は浅かぶとと言っているのでしょうか?
〈のびのびとして清々しいが、どこか雅致の不足を感じる〉とありますが、いやいや、私は並の兜有りの花よりよっぽど雅致を感じます。好みの違いかなぁ!?
同文のはじめに〈華氏発見の水仙弁に近い花という意味あい〉とあるのは”字”を”水仙弁”と解釈されているようですが1華の万字や方字、吉字は梅弁花に分類されるので牟氏がいうように〈たまたま水仙弁が多いが”氏”と同じ意味あい〉だと思います。

投稿: 中国蘭迷 | 2006/05/06 07:02

今晩は、わざわざ華字について色々と解説していただきありがとうございました。私も今年東京で華字の花を2回見ましたが、確かに丸くていい花だと思ってみてました。イヤ~、欲しくなっちゃいましたよ。困りましたねー。
また分からないことあったら教えてください。

投稿: narimune | 2006/05/06 19:29

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