« 初花 | トップページ | いざお江戸へ »

2花咲き一華 代梅のこと

daibai 中国で面白い蘭書が出るとよく10冊くらい注文して同じく好きそうな蘭友にばらまいています。私のほうはたいていパラパラと写真を眺めて楽しんだり、1/3くらい読める漢字を拾い読みしてなんとなく判ったような気分になっている程度なのですが、しっかり丁寧に読んでいる熱心な方が何人かいて「こここういう解釈でいいのか?」とか質問が来て焦ることがときどきあります。
 つい最近、北陸のお世話になってる方から「今、『蘭蕙宝鑑』の83Pの老代梅のとこ読んでるんだけど・・・・」と <稍露而不下挂>の解釈について電話を頂きました。
確かに”挂”は辞書を引くと”(絵などを壁に)掛ける”という意味ではうまく解釈できなくて第5義の(心配する、気にする)を採用して(小如意舌で、少し露出してもかまわない)と読むのが1番ぴったりするように思えました。
念のため博識の老師に聞いてみたら、ちょうど卓上に有った鉢花のしなだれた花びらの部分を指さして「”下挂”とはこのように垂れた状態を言う、”下垂”と同じ意味、気にしないでよいとは中国人には読めない」と即座に教えてくれました。
結局<唇辨は小如意舌で、少し露出して垂れない>と読めばよいとわかり、なるほど、すっきりしましたが辞書で調べるだけではたどりつけないことでした。
 ちなみに代梅のは世代、代々の意味で2花咲きする花を親子に見たてている。
当然、老代梅があるということは代梅もあって、王叙平氏の『50年芸蘭経験談』に載っていますが牟氏の『名品賞析』では「新のほうは残念ながら今に伝わっていない」とあります。
小原榮次郎氏は何度か王叙平氏を訪れ、泊めてもらったことが伝わっているので、老代梅(代梅)を集めたら新旧2種類有るんではないでしょうか!?
うちの代梅は今年もお休み、0花です。

|

« 初花 | トップページ | いざお江戸へ »

コメント

ここはホント情報が濃い!新代梅有りますかね?うちの老代梅あんまし蕾がかわいいんで明るいところに出して眺めていたからか・・地際で開き始めてしまった!・・・

投稿: J, | 2006/02/21 12:00

>地際で開き始めて
 この終末までまっててくれ~ぃ

投稿: ル | 2006/02/21 13:12

>地際・・・週末・・・大丈夫みたいって言うかちょうどかな?ついでに「吉字」もちょっとオキャンな開き加減でグットタイミング!かも・・・

投稿: J, | 2006/02/21 14:53

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55262/8755533

この記事へのトラックバック一覧です: 2花咲き一華 代梅のこと:

« 初花 | トップページ | いざお江戸へ »