« 蘭花の用語のこと | トップページ | 大当たり~!? »

如意舌の如意のこと

nanyoubai 如意舌と称される花の舌を見ると肉厚でどっちかというと先は丸くなく尖っていて受け気味、ただし九華の南陽梅や大一品の舌はけっこう伸びて垂れていて元気がよいと先端が後ろに巻き気味になることもあります。
緑英は本によって如意舌に入れたり円舌に入ったりしています。うちで以前咲いた写真を見ると円舌に見えるし、円舌と称される品種で受けて咲いているのもたくさんあってようわからん...。

モノの本には仏具の如意、あるいは中国の吉祥文様の如意の形に由来するとあります。そこで、仏具や吉祥文様の如意とはいったい何モノ?と調べたら下の写真の如きモノでした。

nyoi1nyoi4linginsi

・      如意            如意の頭         杭州霊隠寺の仏さん
仏具の如意はインドから伝わった阿那津(梵語)というものなのですが、実はボンさんが説教するときカンニング用メモとして使ったり、孫の手として使っていたそうです。
背中の手の届かないかゆいところを思いのままに掻くことができることから意の如く>如意と呼ばれるようになった。別名爪杖(そうじょう)とも言うそうです。
確かに杭州の霊隠寺の仏さんも五百羅漢の何人かもこの如意持ってました。

pinganruyiruyitou 思いのままにから縁起の良い吉祥文様や置物として使われるようになり、このおめでたい如意の形に似ていることから蘭花の舌の呼び名にも使われるようになったみたいです。
 左の花瓶に如意がさしてある図はが平安のと、花瓶に描かれている(ウズラ)が平安のと発音が同じなので平安如意と言ってさらにおめでたいものだそうです。
 『中国祥瑞象征図説』人民美術出版社 より
     
 孫悟空が持っている如意棒は蘭花の如意舌とは無関係。悟空の如意棒は伸びたり縮んだり思いのままに操れる。歳がいったり精神的な理由でままならぬようになることを不如意と仏教用語では言うとか..

|

« 蘭花の用語のこと | トップページ | 大当たり~!? »

コメント

ニョイ の形、 } みたい
『如意舌』の方が気取った表現だけど、形の意味は同じでしょ・・・!

投稿: ル | 2006/01/08 22:18

>ニョイ の形、 }
非常に分かりやすいですね。残念ながら清代の中国文字には } は使われてなかったんでしょうか!?
しかし、1華や9華の観賞様式は寒蘭や奥地モノにはちょっと合わないように思いますね。寒蘭や蓮辨の梅弁兜咲きはあんまり良いとは思えない...。
今日はおつかれさまでした。

投稿: 中国蘭迷 | 2006/01/09 21:14

大陸の雄大さ、おおらかさ、はたまた優しさ、美しさに魅せられますね。日本人の源流も感じさせます。
奥地蘭にはあまり魅力を感じない村長です。

投稿: lishui | 2006/01/12 19:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55262/8064608

この記事へのトラックバック一覧です: 如意舌の如意のこと:

« 蘭花の用語のこと | トップページ | 大当たり~!? »