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桜花と龍

yinghualong 右の写真の書は20年前、日中友好太白山合同登山のときB隊隊長からかあちゃんに贈られたモノ。両国のシンボルである桜と龍を書にしてくれたものでした。
あのとき麓、眉県の庁舎の庭に中国隊員と一緒に植えた桜は枯れてなかったら相当大きくなってるはず。ちゃんと花つけてるかな!?
今日は中国は春節、ゆうべは爆竹の音がさぞかし賑やかだったでしょうね。
 緑のきれいな杭州は我が家にやってきて2ヶ月近くになりますが花はまだしっかりしていて楽しんでます。
プラ鉢の下の鉢台はカラスです。

 ところで、桜梅だったか桜華梅だったか?という1華があるという話を聞いたことがあるんですけどどなたか知りませんか?

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龍呑舌と龍のこと

ryudonzetu 九華の程梅や極品のように船底型に受けた形の舌を龍呑舌と言いますがこれはわかりやすい。龍の口の下あごに見たてたものでいかにも中国らしい呼び方。

     雲竜図
unryuzu 中国の伝説上の生物である龍は、その目は鬼の目で、耳は牛の耳、顔はらくだ、角が鹿の角、首の辺りは蛇のウロコ、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似ているそうです。ノドの下に一尺四方の逆さの鱗があって触るとすごく怒ってこわいらしい。先祖は滝を登った鯉だとも、千年生きた蛇だとも云われていますが、最近古い遺跡から見つかる文物の図柄からどうやらワニ(揚子江ワニ)という説が有力なようです。

見られてゲキリンに触れる前に1行サクジョ!

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我が家の花芽は・・・

 他所では年中杭州寒蘭が咲いてたり、はや春蘭モードに移行しているようですが我が家は遅いです。
それでもちょっとは動いているようで、宋梅は先っぽがちょっと緑の花弁をのぞかせています。この高さで剥けるのはちょっと早すぎるんじゃあない!?
あと奥地モノの大雪素と金蝶飛舞が4、5cm伸びてました。大雪素はご当地雲南では別名元旦蘭、来週の春節頃にはもう咲いてるんですね。
       宋梅の花芽                 雲南大雪素の花芽
sobaihanamedaisessohaname

 京都は今日は思ったほど寒くなくて氷も雪もありません。
思い立ったが吉日、秋に植え替え損ねたクリスマスローズを植え替えました。まだ大寒過ぎたばっかり、ちょっと早すぎるけど小さい鉢の中で根がギンギンになってて暖かくなって動き出すと触れなくなるし..
ついでに最近買ったクマガイソウと一人静の苗も鉢に植えてしまおう。手がチベタいけどやり出したら止められないとまらない・・・
         植え替え                  サギソウの玉タマ
uekaesagiso

                          ついでにサギソウもタマタマ掘り起こし。
この冬の凍てつく寒さにも痛んでいませんでした。半分掻き揚げにしてみようかな!?精力つくかな?

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劉海戯蟾、銭の伝説(その1)

前回紹介した劉海児の伝説のひとつはだいたい以下のようです。
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liuhaixichan むかしむかし、黄山の麓に劉という年老いた百姓が住んでいて、夫婦には劉海と言う名の息子がおった。
賈山南海の龍王には巧姑(チャオクー)という1人娘がおって、水底の竜宮の箱入り娘だった。
一度、竜王は北海の竜宮の宴に巧姑を連れて出席したのだが、彼女は途中の美しい景色の印象が忘れられなかった。おとっつあん竜王が出かけたのを幸い、彼女は1匹の金蟾(金色のヒキガエル)に姿を変えると、桃花渓の白竜潭に跳び出て、ハスの葉の上に乗って周りの景色を眺めていた。
その時、1匹の恐ろしい大蛇が彼女を襲いかかったが、たまたま桃花峰の麓で柴を刈っていた劉海が彼女を救った。金蟾は気がついて劉海が彼女を大蛇の口の中から救け出してくれたことを知り、口中から1粒の竜珠をハスの葉の上に吐き出して劉海にあげると、名残惜しげに水中の竜宮に帰って行った。
その後、巧姑は劉海を深く好きになってしまった。
ある日、彼女は劉海を想い、またこっそり竜宮を抜け出すと、金蟾に化身してハスの葉に登って劉海を待った。
おりよくその日、劉海は白竜潭に来て、牛を放牧させながら屋根を葺くための柴を刈っていた。劉海は柴刈りに疲れて、淵辺に来て水を飲んでいると、そこに紐を通した金銭があるのを見つけた。
あたりを見渡したが誰もいないし、何回か叫んでみるが返事する人もいない、お金を置いたまま家に帰ろうとすると、なんとその貫銭はチンチン鳴り始めた。実は貫銭の紐の端を金蟾が持っていて、劉海が行こうとすると、彼女が水中で紐を引いて鳴らせていたのだ。
劉海は不思議に思い、なんでかってに貫銭が鳴るのか注意深く見た。
と、このあいだ金蟾を食べ損ねたあの大蛇が背後から劉海に襲いかかって来た。
竜女は巧みに大蛇を誘導し、劉海にカマでその凶悪な大蛇をまっ二つに切らせた。
最後、2人はめでたく夫婦になったとさ。
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最近、よそのブログでばっかり遊んでいて、まともな日本語になっていません。誤訳など気がつきましたらご指摘下さい。右上の画はだいぶ今風だと思います。
原文はここ↓にあります。
    歴史風雲網

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やっぱり生がいい!

ekiden1 今日は第24回全国都道府県対抗女子駅伝、
昨日の雨とはうってかわってからりと晴れ上がり、絶好の駅伝日和でした。
蘭迷さんは実は蘭栽培歴より長い、第1回目からのファンなんです。マラソンと同じ42.195kmをまだ子供こどもした中学生から超一流選手まで9人でたすきをつないで走るこの女子駅伝は実業
団駅伝やマラソンとは違った面白さがあります。          スタート
時間の都合付くかぎりスタート・ゴールが生で見れて、途中も大画面テレビで見られる西京極陸上競技場で応援しています。各都道府県人会の応援ノボリがスタンドにひるがえり、競技場の外にはお国自慢の模擬店が建ち並び、レース終盤になると走り終わった選手や沿道で応援していたサポーター達が続々と戻ってきて、コタツテレビ観戦では味わえない熱い雰囲気が面白いです。わが故郷宮崎の応援団席付近はスタート1時間前から焼酎のニオイがぷんぷん漂っていました。
    スタンドの応援幟   頑張る出雲そばのオッちゃん     京都ゴール
ekiden5ekiden10ekiden8

地元京都は大会新ならず、宮崎は9位で惜しくも入賞できずちょっと残念!
劉海舌じゃぁない、劉海髪の選手、けっこう多かったなあ。

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劉海舌と劉海児のこと

ryukaizetu 宋梅や賀神梅のちょっとだけ前に垂れた舌のことを劉海舌といいます。
<中国の伝説の仙童”刘海儿”の髪型に似ているから>と解説書にはあります。この劉海児って何?とずっと疑問に思っていたのですが、最近やっと少し分かりました。

・  ↓劉海戯蟾、銭 図                      ↑宋梅の劉海舌
liuhair 雅虎百度で「刘海儿(劉海児の簡体字)」を検索すると下の写真のようなベッピンさんがワンサカ出てきます。これも<中国の伝説の仙童の髪型>から来ていて現代中国では女性のファッション、髪型としてごく一般的な用語のようです。「劉海」を翻訳ソフトにかけると「切り下げ髪」となるのはこのことのようでずいぶんバリエーションがあります。
 肝心の元祖劉海さんのことがよく分からなかったのですが中国語の老師に教えてもらいました。
紐に通した銭を持った童子がヒキガエルと遊んでいる伝統的な民間年画は「劉海戯蟾、銭」「劉海洒銭」図といって恭喜発財、家運隆盛を象徴するおめでたい図柄。この「劉海戯蟾、銭」図の物語の由来となると地方によりいくつかの説があるようです。
     ↓女性の髪型 劉海カットのいろいろ
liuhai2liuhai1liuhai3


これからちょっと女子駅伝の応援に行ってきます。


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大当たり~!?

syoutaijou 昨日はダレカさんお薦めのハンドルネーム占いしたらなんと”大凶”。水晶ゲイ占いも大凶だったとか..?
今日、帰宅したら年末に京都新聞に出しておいた映画「単騎千里を走る」の特別試写会の招待券が当たってました。この調子で宝くじ当たらないかな!?
別に1等前後賞込みなんて欲深なこと言わない。2等か3等でいいんだけどなぁ~・・・
HNは変えません。

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如意舌の如意のこと

nanyoubai 如意舌と称される花の舌を見ると肉厚でどっちかというと先は丸くなく尖っていて受け気味、ただし九華の南陽梅や大一品の舌はけっこう伸びて垂れていて元気がよいと先端が後ろに巻き気味になることもあります。
緑英は本によって如意舌に入れたり円舌に入ったりしています。うちで以前咲いた写真を見ると円舌に見えるし、円舌と称される品種で受けて咲いているのもたくさんあってようわからん...。

モノの本には仏具の如意、あるいは中国の吉祥文様の如意の形に由来するとあります。そこで、仏具や吉祥文様の如意とはいったい何モノ?と調べたら下の写真の如きモノでした。

nyoi1nyoi4linginsi

・      如意            如意の頭         杭州霊隠寺の仏さん
仏具の如意はインドから伝わった阿那津(梵語)というものなのですが、実はボンさんが説教するときカンニング用メモとして使ったり、孫の手として使っていたそうです。
背中の手の届かないかゆいところを思いのままに掻くことができることから意の如く>如意と呼ばれるようになった。別名爪杖(そうじょう)とも言うそうです。
確かに杭州の霊隠寺の仏さんも五百羅漢の何人かもこの如意持ってました。

pinganruyiruyitou 思いのままにから縁起の良い吉祥文様や置物として使われるようになり、このおめでたい如意の形に似ていることから蘭花の舌の呼び名にも使われるようになったみたいです。
 左の花瓶に如意がさしてある図はが平安のと、花瓶に描かれている(ウズラ)が平安のと発音が同じなので平安如意と言ってさらにおめでたいものだそうです。
 『中国祥瑞象征図説』人民美術出版社 より
     
 孫悟空が持っている如意棒は蘭花の如意舌とは無関係。悟空の如意棒は伸びたり縮んだり思いのままに操れる。歳がいったり精神的な理由でままならぬようになることを不如意と仏教用語では言うとか..

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蘭花の用語のこと

 中国の江浙地方を中心に永い伝統を持っている中国春蘭の一華、九華はその葉姿や花容について主副弁の形棒心舌の形など昔から実に細かく識別分類されています。例えば宋梅の花は主副3辨は梅弁で緊辺、捧心は軟蚕蛾兜で舌は劉海舌であるとか、龍字は水仙弁で観音兜、大鋪舌であるといった辞書ひいても判らない独特の呼び方があります。
いろんな蘭書の解説を読んで多少は分かっているつもりですが、実際に開花した花を見ると、株により、またその年によってけっこう違った形に咲くことがあって、ちゃんと理解しようとすると悩むところです。いったい典型的な如意舌とは?劉海舌とは?蚕蛾捧心とはどんなかっこうをいうのか?そもそも例えば如意とは何モノなのか?如意のどこのどういう様子を蘭花の唇辨の形に例えているのか?
調べていくと生活に根っこを下ろした中国文化の一端が見えてきて、日本の正月飾りやおせち料理に込められたゲン担ぎにも似ていてなかなか興味深いモノがあります。
魚の鯛が日本人にとっては他のマグロや鯖とは違った意味がある、そんなところまで用語の意味を理解できたら中国蘭はもうちょっと面白くなるような気がしているのです。
そこら辺を今年はちょっと深入りして勉強してみたいと思っています。

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新年快楽!!

060101 あけましておめでとうございます

今年もうろうろ、あたふた、迷い惑わされながらマイペースで頑張っていきたいと思います。
よろしくお願い致します。

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