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不是花中偏愛菊

ろくでもない菊お見せしてしまったんで正統派の嵯峨菊もご覧ください。
嵯峨大覚寺の菊花展。下から7、5、3輪と3段に花を付け、葉で上から下に春夏秋冬をあらわすという伝統的な仕立て方です。

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もひとつ、嵯峨野の秋の観光地の喧噪からちょっと奥に行った竹藪を切り開いたところに数百鉢を栽培されている方がいてここは圧巻です。富山ご出身だそうでお話伺ってたら、松村謙三氏の話が出て、「知ってるもなにも神とあがめ師と敬う方ですよ。私、富山県愛蘭会にも入ってます」と話がはずんだことがあります。
この方は形式にとらわれず箒仕立てに作っていて私はこっちのほうが好きです。

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蘭花の咲いてない方や杭州寒蘭に飽きた方(そんな人いないか!?)は
白雪梅小姐のなんだかかわゆい詩の朗読でも聞きながらご観覧ください。

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我が家の杭州は

ここまで伸びたところで歩みが遅いです。
このまま立ち止まって春まで咲かないこともよくあります。
”寒蘭”といえどもちょっと暖かくしてやったほうがいいのでしょうか? 山の北側なので秋口から蘭小屋にはお日さんあたらず、この2~3週間、0~12、3℃です。
    杭州の蕾
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庭先には今、ほったらかしでクチャクチャの嵯峨菊と寒桜が咲いています。


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受けてきました

中国語検定3級
過去問やってみたら合格点に10点ほど足りない!
この1週間のにわか追い込みでどこまで行けたか!?
中国ひとり旅できますといっても、なんせ、20単語くらいとあとは気持ちと気合いで乗り切ろうというインチキ中国語なので....

やっぱり若いベッピンさんの老師のいる教室探して通おうかな!?
ラジオ講座(CD)の独習では限界感じる今日この頃です。

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コレハタマゲタ!!

jiangnan中国の道路地図や観光マップはあるけど、地形図はないもんかと探してたらこんなん見つけました。
   Googleのサテライトマップ
世界中どこでも衛星写真が見られて、このあいだ通った四明山の路や河や山のヒダヒダまでもよく見える。蘭が生えてそうな山がよく分かる。(ような気がします)
ズームイン/アウトもスクロールもけっこう速いです。
首都圏は3000分の1まで拡大できて北京の天安門広場付近は車の1台1台まで識別できるし、ところ番地を入力して検索するとすずき園芸の建物まで分かります。
軍事用のもっと解像度の高いヤツだったらJさんちの庭先に置いてある蘭の花の咲き具合まで分かるんではないでしょうか!?
あな怖ろしや!!

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天童素のこと

『蘭華譜』には<昭和8年渡来>としか書かれていませんが、
『寧波蘭蕙文化』靳書倫編2002年寧波出版社刊によると、<民国初、寧波天童山にて花農選出>とあります。
やっぱり、あの天童寺の裏山で採れたものでしょうか!?”花農”は”蘭農”と同じで山から採ってきたジジババを蘭展や花鳥市場の道端で売ったり卸したりしている人たちのことではないかと思います。

柿くれた例のタクシーの運ちゃん、天童寺に向かう途中、天秤棒かついだ百姓のおじいをただで助手席に乗せてあげました。そのおじいさん、仲間のおじい連に追いつくとうれしそうに礼を言って降りてました。

1華素心のなかでは楊氏素、玉梅素、張荷素などと比べると、和尚素、文団素あたりとどう違うかよく分からない、特徴をあえて見ようともしなかったマイナーな花ですが、こんな経験をするとまたいとおしく思えてきます。
残念ながら我が家の天童素は今年も花芽なしです。

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寒い!!

それにしても寒くなってきました。
夕刊によると、琵琶湖の西の比良山系は初冠雪とか。

しばらくサボってしまいましたが、中国の旅は
四明山のあと上海に戻り、また新鑑真号にて大阪港に7日戻って来ました。
上海魯迅祈念館の2Fには内山書店が復元されていて、そこで買った『観光都市の伝説・揚州編』には揚州の名所旧跡や名物、横町の名などについての由来、故事がたくさん載っていて、その時はさっぱり分からなかった観光バスのガイドさんが説明していたのはこのことかと40時間余りの船旅も退屈せず、揚州は2度楽しむことが出来ました。
しかし、上海は大都会すぎて田舎者には居心地よくないです。

それにしても、どこも観光地の庭園、寺院の入場料がやたら高くなっていてびっくりしました。京都や奈良のお寺の拝観料と比べても同じかもっと高い!!数年前はどこも10元前後で入れたのに。
それと乞食がやたら多くなった。ホントに社会主義国なの?!

行くたびに景色が変わるほど開発著しい中国、
なんやかんやありますけど、日本の風上に位置する大国、しっかりやってほしいモンだと思います。

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余姚~四明山の旅

 11月3日朝、寧波駅前の旅行社で舟山と四明山方面の観光案内をチェックする。
舟山巡りは時間的にちょっとしんどそう。”錦秋の四明山”といった感じの観光パンフレットを見つけたがここからは出てないとのことで列車で1駅北の余姚へ移動。タクシーに乗りパンフを見せて「我想去ここ!!」と言ったらバスセンターのマイクロバスに横付けしてくれました。観光バスかと思って乗ったらこれは路線バス。土ボコリ舞う郊外を抜け、山の中の村をいくつも通り抜け、坂道を延々と登り、稜線の道を走ること2時間、四明山鎮という村で降ろしてくれました。小さい村でパンフの写真の紅葉のきれいな谷川や滝はここから相当離れたとこらしい。タクシーなどもちろんない。そうこうしているうちに反対側から同じようなマイクロバスがやって来て余姚に戻る最終バスだという。さっきのバスの車掌さんの話では最終は午後2:30、1時間半は遊べるはずだったのに。降りて10分も立ってない。どっちがホントか分からないがこんなとこに置いてけぼりになったらたまらない。飛び乗って元来た道をとんぼ返りしました。
  余姚・四明山路線バス       途中の村          どんどん登る  
bussimingshansimingshan2

おまえに合うためにはるばるやって来たんだよ!!
simingchunlan←四明山鎮のバスを降りたところにあった春蘭。
 多分そこらの山から採ってきたものでしょう。
 花はそうベッピンさんではないと思うけど、
 蘇州の花鳥市場の路端で売ってたヤツと
 違って香りは間違いなく良いはずです。
 海越え山越えやって来て、やっと出会えた春蘭
 うれしかった!!
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 ネットで蘭園や個人の趣味者の住所や電話番号を公開しているところもけっこうあるので調べて強引に尋ねるという手もあったのですが、1華や9華は花時期ではないし、尋ねたら見せてもらうだけで手ぶらで帰るわけにも行かないだろうし、欲しいと思うような新花は旅行費用にゼロをひとつ足しても買えるわけないんで、蘭や蘭人との出会いについては初めから腰が引けてました。
 蘭の故郷、蘭と蘭文化をはぐくんだ江南の街や村や山を、ジカにそっと眺められたら、ありきたりの古い蘭でも楽しみが倍増できるかなってのが今回の蘭迷さんの旅の目的でした...

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杭州~寧波

 11月1日午前7:30杭州着
実は夜中の3時か4時頃には着いていたのですが、ちょっと手前で停泊していて、夜明けとともに動き出して朝の運河航行を楽しませてくれました。
タクシーに乗り、以前泊まったことのある「華僑飯店に行ってくれ」と頼むと、運ちゃん、「あそこは最近オーナーが変わって不好!やめとけ!」とのこと、ホントかどうか怪しいが「じゃあ、どこがいいの?高いとこはダメよ!」というと西湖の北側の小汚いホテルに連れて行ってくれました。250元、思ってたより安かった。けど、ここも110Vなし、カード使えず、換金できず、国際電話もダメ、この値段だとどこもこんなモンです。
荷物置いて霊隠寺へ..入って左手の石灰岩の山はいたるところ仏さん、いったい何人居るんだろ?霊隠寺の境内には若い空海さんも立っていました。台座の”中日友好30年祈念”の”日”の文字がコインか何かで×印に傷つけられているのを見るとちょっと悲しい。でも日中非友好に遭遇したのはこれだけでした。
帰りはテクテク林の中の道を歩き、何気なく入った杭州植物園内の韓美林美術館。中国の伝統的な書や画や青銅器、彫刻などがモダンに融合された多彩な作品はどれも正直感動モンでした。杭州の隠れたスポットかな?!
     杭州到着          霊隠寺の石仏         韓美林美術館
hangzhoulingyinsihangmeilin

 翌2日、列車で寧波へ
毎日、移動していると時間の使い方もだんだんダレてきてしまいます。
午後1時過ぎ、タクシーで、駅から20~30kmほど郊外の阿育王寺と天童寺へ。
タクシー代は150元と高かったけどお寺の入場料はどちらも5元とずいぶん安い。人も少なく静かです。
阿育王寺にはここにも鑑真さんがいます。多分日本渡航前か?
天童寺は曹洞宗開祖の道元さんが留学、修行したお寺だそうで、shang兄弟さんと同じくらいの年齢の時だと思います。道元さんと蘭渓さん、同時代の人なんですね。鎌倉で会ってるかもしれない。
1華の天童素はこのお寺となんか関係あるんでしょうか?
     阿育王寺            天童寺         果物売りのおばちゃん
ayuwangsitiantongsimikan

帰路、道ばたで果物やイモを売ってるところがあり、タクシーの運ちゃんは車を止めてたくさん買い込むと「喰え!」とミカンと熟柿を分けてくれました。おいしかった。値段交渉の時は打々発止がありましたが、決まった後はすごく親切で暖かいです。

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蘇州→杭州へ

 10月30日、蘇州に戻る。
初日のホテルはシャワーのお湯が出なかったりしてこりたので今回は仕事でいつも利用しているホテルで一泊。翌31日は午前10時過ぎチェックアウト、船のチケットを買い、荷物を預けて、夕方の出発まで街をぶらぶらする。何度も来て歩きなれた蘇州の街はなんかホッとします。
ビルの工事現場の足場と柵が竹製なのはいかにも中国らしくて面白い。すべて土に帰るし、燃料にもできて、環境にはなかなか良いんではないかなと思います。
いつもの本屋で『浮生六記』の中国語版を見つけました。附編として巻5;中山記歴と巻6;養生記道も収められていますが〈後2記の真偽のほどは定かでない〉とあります。

 杭州行きフェリーは夕方5:30発。高速バスなら2時間でいけるところを夜の京杭運河を14時間かけてゆっくり進みます。ボロボロの船が98元はちょっと高いが時間と宿代の節約にはなるか..。
4人部屋の相部屋の方はなんと大阪に15年住んでいるという中国人ご夫妻。ここでこんな話してていいのかなと思いつつ、周りに関西弁がわかりそうなヤツはいないからまあいいかと食堂でお茶を飲みながら靖クニのことやブン革のことや蘭や花やおいしい水餃子の話など夜遅くまで語り合いました。
   杭州行きフェリー         街のビル工事現場       滄浪亭にて
duchuankoujigennbacanglangting


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旅の7つ道具

7tool 旅日記の途中ですが私の旅の七つ道具です。
別に旅慣れているわけではありません。引っ込み思案で、出会ったひととすぐ友達になれるタイプではない、むしろコミニュケーションは日本語でも苦手な方なのです。しかし言葉の通じない海外旅行は昔やってた冬山登山や岩壁登攀のルートファインディングに似た面白さを感じます。
① 地図
  初めての土地に着くと一番に買い求めます。
  2~5元で駅や観光地で売ってるし、ホテルに置いてあることもあります。
② コンパス
  ブラブラ歩きには街中でも地図とともに必需品です。
③ 電子辞書
  今回はじめて使いましたが非常に重宝しました。中国では筆談でかなり意思疎通
  できますが、最近、簡単な漢字も出てこないときがよくあって...
  日中、中日に広辞苑や漢和辞書もあって便利です。
④ 筆記具>メモと筆談用
⑤ ガイドブック
  04・05年版の情報はもうかなり古くて、日本語が通じるはずのオフィスの電話番号
  が変わっていたり、観光地の入園料やホテル代はだいぶ上がっていました。
⑥⑦ あと何かな?
万一なくしても、パスポートのコピーといくらかのお金が残るようにしておけばたいていのモノは現地調達できる。最低、命だけ残ったら何とかなるって楽観的に考えています。   

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無錫、揚州 バスツアー初体験

 10月28日朝、蘇州北汽車駅(長距離バスターミナル)に行き無錫行きの切符を買い、出発を待つ間に朝飯をすませる。
切符の買い方、乗り方は鉄道の場合と同じ要領で、行き先別に搭乗ゲートも決まっていて意外と分かりやすいです。バスの切符にはなんと2万元の傷害保険も付いていました。事故った場合、搬送費にはなるかな?!
  無錫行きバスチケット      この日の朝飯         と食べた店
busticket1028asameshi1028asameshi2

ここで無錫の1日観光バスツアーの募集もやってたので申し込む。
ちゃんと連絡してあったようで、無錫に着いたら現地旅行社の人が大きな名札を持って迎えてくれました。中国人ばかり20人ほどの中に日本人ひとり混じって、マイクロバスに乗り込み柴砂博物館や映画村みたいなとこや太湖遊船などを遊びました。ガイドさんがずっとハンドマイクで説明してくれるが私のヒアリング力ではさっぱり分からない。
携帯(デジカメ代わり)の電池がなくなってこの日はほとんど写真撮れず。充電器は持っていたのですが安ホテルでは110Vコンセントがほとんどなく、これはうかつでした。

 翌29日の揚州も成り行きで同様のバスツアーに参加しましたが、ここは移動距離が短かったので歩きでも充分廻れたかもしれない。とにかくはぐれないようにと必死で、緊張感がありました。ガイドさんもけっこう気を遣ってくれてたようでした...
   ガイドのお姐さん      大明寺の鑑真和上像     痩西湖の湖上遊覧
guidedaminsishouxihu

金農さんの住居跡にある揚州八怪紀念館には、なんと八怪は14人居ました。7、8番目あたりを誰を入れるかで10人くらい居るのは知ってましたが...
かなり疲れましたがこの2日で中国バス旅行の要領を会得することが出来ました。特に中長距離の都市間移動は安いし速いし、ある意味列車よりも便利なように思いました。


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お久しぶりです

setooohashi 今日、無事に帰ってきました。
lishuiさん、shang-ri-laさんたちとは入れちがいで残念でした。今回はひとり江南地方をうろうろしてきました。まあ、1華9華の故郷巡りとはいえ、直接蘭、蘭関係者とはあんまり縁のない旅となりました。途中更新したかったのですがホテルは200元前後の安宿ばかり、あるだろうと思ってた網吧も見つからずご無沙汰してしまいました。
写真は10月25日夕、神戸港を出て瀬戸大橋をくぐる新鑑真号です。 

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