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天然砥石の話

『道具曼陀羅』という本の続々編が今日やっと手に入った。
鋏や包丁や大工道具などにスポットをあてた写真集で、この本見てると日教組も「教師は職人である!」(聖職者でも労働者でもなく)ていってたら良かったのにと思ってしまう。
実はこの本の〈京の合わせ砥〉に取材されてる山本某氏は義父の従兄弟で今も健?在。今はなき義父も一族も砥石に関わっていました。
うちの裏山、国道162号線と嵯峨嵐山に挟まれた、右京区鳴滝から西に10数キロは昔から天然仕上げ砥石の産地なのです。最近は大工さんもほとんど鑿、鉋など使わなくなって、鎌倉時代から続いてきた砥山は30年くらい前にみな採掘をやめてしまい、今市場にあるのは昔掘った在庫。人造では仕上げ砥に関しては天然なみのはまだ出来ないけど需要が減って採算合わないそうです。
砥石の銘柄にもなっているこの辺の地名を古い言い方で菖蒲谷:ショビダン、奥殿:オクド、大突:オオヅクなどと言って、いわゆる京都弁とは違う年寄りの話は京都に来て30数年、この村に来て17年になる私にもヨメはんの通訳なしには半分もわかりません。

東京宋梅会の水野翁たちが『蘭蕙小史』を日本語訳するとき、方言の混じった昔の文体に大変苦労されたと聞きました。初版発刊後も何回か改訂されているようです。中国の古い蘭書は現代北京語での読解では無理があって、現地の蘭人による研究が期待されます。

  『続々・道具曼陀羅』      最後?の砥石堀り       中山の坑道跡
dougumandaraminoossannakayama

最後ムリヤリ蘭に引っかけましたが多分約1名くらいしか興味のないお話でした。


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コメント

おはよデス、キットこの日本のアチコチで108人くらいヒットしてますよ!!不思議なモノでとことん廃れればかならずや草の根掻き分けたくなるのが文明の「さが」みたいなところある様なきがしますから。それに本気で刃物使い手入れをするのなら、本石と代用では違うものですから、・・しかし坑道の壁全部砥石にミエル!?

投稿: J, | 2005/08/12 11:58

Jさん、コメントありがとサンです。
坑道の壁や入り口付近、砥石にならないクズ石、ゴクドーが積まれてます。きれいなモミジやレンゲ、カラスのカケラなんか山野草の鉢台によく合います。
蘭と関係ないですけどそのうち廃坑や工場跡なんかの写真まとめてマイフォトに出してみようかなと思ってます。

投稿: 中国蘭迷 | 2005/08/12 19:49

楽しみにしてるからね~でもあまり流行ったらマズイよね・・そんなわけないか?2~30年前、硯の名品「端渓」の老坑道の奥、大西洞の採掘権数千万円払って硯石を掘った日本人いますが、分けてもらった1コンテナはクズ石とゴクドー、もう1コンテナが小さいのしか無いけど北壁水巖石。なんでか「硯と砥」仕上げる前はよく似テルです、違いは水吸うか吸わないかだけみたい、密かに大事にしようね。
まだPCよく分らないんですよね、3~4回目でやっとカキコめました。ヨメさんが一回やってくれると、後同じように出来るってとこです。

投稿: J, | 2005/08/12 20:58

闇夜のカラスみたいな真っ黒の石があって、それは硬すぎて砥石にならなくて硯石にしようかなんて話があったそうです。なんでかその話は立ち消えになったみたいです。もうみんないなくなってしまいましたがお盆に戻ってきたら聞いてみます。カトさんの山に落ちてるかもしれない。

投稿: 中国蘭迷 | 2005/08/12 21:36

うわー、盛り上がってますねぇー。話題に入れないlishuiでした。これからいろいろ勉強させてくださいね。

投稿: lishui | 2005/08/13 11:48

こんにちは。あ、なんかいっぱいヒットしまくってます。砥石とか繕いとか色々。

投稿: lyuka | 2006/03/13 04:11

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